一般社団法人日本ショッピングセンター協会から2018年3月時点のSC販売統計調査報告が公開されておりますのでご紹介致します。

20180429SC販売統計調査売上伸長率

 2018年3月度の既存SC売上高は、総合で前年同月比+2.2%前年を上回りました。テナントは同+2.9%、キーテナントは同▲0.7%となりました。前年比で土日祝の合計が1日多かったことに加えて、全国的に気温が高かったことも春物商品の売上に繋がったとしています。その他、桜の開花が全国的に平年より早く行楽客の来館が多いSCでは飲食店も好調との声がありました。フロンティア投資法人や日本リテールファンド投資法人のテナントもこれらの春物の商品を上手く仕込めていれば売上に繋がったと思います。テナントの売上が変動賃料として入ってくるところがリテールの魅力なので、AM会社として物件運営・リーシングのアドバイザーに費用を払うよりもテナントの売上をサポートするアドバイザーを招いた方が投資家の分配金上昇に貢献できそうだと思っています。


20180429既存SC売上高伸長率推移

 立地別・構成別の総合では、中心地域の総合は前年同月比+3.1%、周辺地域の総合は同+1.8%で、両者ともに前年を上回った。中心地域・中都市のキーテナントは地方の百貨店の売上が伸び悩みも同▲4.2%と苦戦したものの、中心地域・大都市はテナント同+4.0%、キーテナント同+4.2%と好調でした。
 立地別・地域別では、全9地域のうち、7地域で前年を上回った。東北・中心地域は一部SCで昨年リニューアルのため閉店等があった反動もあり当月は同+8.7%となりました。前年を下回ったのは北陸(前年同月比▲1.6%)と中心地域はキーテナントの不振が続く四国(同▲1.1%)の2地域となりました。
 都市規模別では、政令指定都市の総合が前年同月比+3.2%、その他の地域も同+1.5%となり両者ともに前年を上回りました。その他の地域のキーテナントは関東以外の地域は前月より回復したものの、全9地域のうち、北海道と九州・沖縄を除く7地域では前年を下回っており、総合でも同▲1.6%となっています。