2018年9月14日にコンフォリア・レジデンシャル投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり分配金が4,810円のところ4,980円で着地しました。

NOI利回りは若干減少
20180919コンフォリア・レジデンシャル投資法人NOI利回り推移

 2018年7月期は2018年2月にコンフォリア上野入谷他3物件を取得しました。その後、2018年3月にコンフォリア赤羽岩淵他2物件を取得し、コンフォリア横濱関内を譲渡しました。さらに、2018年5月にカレッジスクエア八幡山を取得し、2018年6月にコンフォリア狛江を譲渡しました。その結果、2018年7月期末現在における保有資産は117物件、取得価格の合計は202,182百万円となっています。
 「コンフォリア」シリーズ物件の管理実績が豊富な東急住宅リース株式会社を中心にプロパティ・マネジメント業務を委託し、「コンフォリア」シリーズのもと、統一性のある運用を進め、運営の効率化、 空室期間の短縮化に努めています。
 運用開始時における本投資法人の運用資産は11物件、取得価格の合計は15,508百万円でしたが、その後、本投資法人の規約に定める資産運用の基本方針(投資主価値の最大化を目的とし、中長期的観点から、安定的な収益の確 保と着実な運用資産の成長を目指し、資産の運用を行うこと)のもと、追加的に物件の取得及び譲渡を実施した結果、2018年7月期末現在の投資法人の保有資産は117物件、取得価格の合計は 202,182百万円となっています。
 2018年7月期の運用の結果、2018年7月期(第16期)の実績として営業収益8,147百万円、営業利益3,703百万円、経常利益3,204百万円、当期純利益3,191百万円を計上しました。


DSCRは13%台に突入

 2018年7月期の財務面は、2018年2月にコンフォリア上野入谷他3物件の取得のため、また、2017年8月に借入れた借入金の返済資金(1,130百万円)に充てるため、投資口の追加発行(23,300口)及び資金の借入れ(2,960百万円)を実施しました。その後、2018年3月にコンフォリア赤羽岩淵他2物件の取得のため、また、2013年9月及び2015年2月に借入れた借入金の返済資金(6,900百万円)に充てるため、資金の借入れ(12,340百万円)を実施しました。さらに、2018年3月に借入れた借入金の返済資金(2,790百万円)の一部に充てるため、2018年6月に投資法人債の発行(2,500百万円)を行いました。その結果、2018年7月末日時点における出資総額は99,814百万円、有利子負債は111,730百万円であり、LTVについては、2018年7月期末時点で51.0%、期末における有利子負債の平均残存年数は4.4年、長期比率は82.0%、固定化比率は88.7%となっています。また、極度ローン(アンコミットメントベース)に係る基本契約を2018年2月9日付で締結しています。