日本アコモデーションファンド投資法人が2018年9月27日に名古屋市のレジデンスを取得し豊島区のレジデンスを売却。

取得資産の概要

  ①取得資産:REVE中目黒(底地)
  ②取得価格:1,150百万円
  ③鑑定評価額:1,150百万円(2018年6月1日時点)
  ④売買契約締結日:2018年9月27日
  ⑤引渡日:2018年9月27日
  ⑥取得先:非開示
  ⑦取得資金:自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:物件は、JR東海道本線「尾頭橋」駅まで徒歩約9分、名古屋市営 地下鉄名城線等「金山」駅まで徒歩約13分と、複数路線が利用可能です。また、近隣地域及び駅周辺には商業施設やスーパーマーケット、コンビニエンスストア等が多数存します。物件の賃借人は、居住の快適性や利便性を重視するDINKSやファミリー等が想定されます。


譲渡資産の概要

  ①譲渡資産:パークキューブ池袋要町
  ②譲渡価格:1,620百万円
  ③鑑定評価額:1,620百万円(2018年2月28日時点)
  ④想定帳簿価額:1,551百万円
  ⑤売買契約締結日:2018年9月27日
  ⑥引渡日:2018年9月27日
  ⑦売却先:非開示
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨譲渡理由:今後も譲渡予定資産の競争力を維持・向上させるためには、基幹設備の更新や大規模修繕等が必要であり、さらに、現在入居中の一部の大口テナントが2018年7月31日に退去予定であることから、投資法人としては、これらへの対応が今後の課題であると認識していました。かかる状況において、譲渡先より取得意向表明を受け、現在の市場環境において譲渡することが最善と判断。  

 パークアクシス金山WESTの取得については、需要が底堅く、かつ希少性の高いファミリータイプへの投資により、安定的な収益基盤を確保できるものと判断。また、譲渡については、帳簿価格を上回る価格での購入意向を受け、含み益を顕在化させることができる見込みであることから合意に至ったようです。ポートフォリオの収益性はより向上し、1口当たり分配金の増加につながる見通しです。なお、譲渡により発生する譲渡益については、その一部を積立金として内部留保した上で、残額を分配する予定とのことです。

 東京都豊島区は池袋エリアが中心ですがパークキューブ池袋要町については池袋という名称がついていますが、結局は要町という池袋の隣の住宅街、低層の住宅が多い地域なので商業施設的なものはほとんどありません。住みやすそうな町ですが、人が集まる地域かというとちょっと疑問です。一応都内の物件だから取得したようですが、そんなに内部成長的にもメリットが無いと考えたのだと思います。