ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が2018年9月25日にヘルスケア施設「たのしい家」を取得したと発表しました。

取得資産の概要

  ①取得資産:たのしい家大田多摩川 
  ②取得価格:3,057百万円
  ③鑑定評価額:3,130百万円(2018年9月1日時点)
  ④売買契約締結日:2018年9月25日
  ⑤引渡日:2018年9月28日
  ⑥取得先:非開示
  ⑦取得資金:借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:物件は、京王線「上北沢」駅から徒歩約 5 分の距離に位置し、「新宿」駅まで約20分と都心の商業地域やオフィス街へのアクセスが良好な交通利便性の高い立地にあります。周辺にはスーパーや病院などの生活利便施設が揃っており、「上北沢」駅から南西には「せたがや百景」にも選定された、春には鮮やかな桜が通りいっぱいに咲く「上北沢桜並木通り」が伸びる他、地域内には親子連れや子どもたちの遊び場として人々の憩いの場である「将軍池公園」や「上北沢公園」等の多くの公園が存在し、居住快適性と生活利便性を兼ね備えた立地であることから、都心に通勤する夫婦世帯又は家族世帯からの幅広い賃貸需要が見込まれます。

 何故か合併したことでヘルスケア施設をスムーズに取得できるという不思議。つまるところジャパン・シニアリビング投資法人ではPOで資金があつまらないと考えて、合併してから取得したということでしょうね。

 たのしい家大田多摩川は高齢者人口の大幅な増加が想定される東京都23区内に所在し、かつ築浅の希少性の高いヘルスケア施設であることから、ポートフォリオの地域的分散並びに平均築年数の改善の観点の両面から有用であるとしています。

 オペレーターである㈱ケア21は、東京都内で展開する拠点数(有料老人ホームとグループホーム)が21に上るとともに)、取得予定資産の所在する大田区でも計2拠点(有料老人ホームとグループホーム)を運営するなど、相応の営業基盤を築いていることから、取得予定資産においても安定した賃貸収入が見込める考えているようです。