2019年7月31日にオリックス不動産投資法人が仙台の商業施設を無事取得したと発表しました。
20190808オリックス不動産投資法人仙台南町通ビル
【引用元:オリックス不動産投資法人プレスリリースより】

取得資産の概要
  ①取得資産:仙台南町通ビル 
  ②取得価格:3,900百万円
  ③鑑定評価額:4,120百万円(2019年6月1日時点)
  ④売買契約締結日:2019年7月31日 
  ⑤引渡日:2019年7月31日
  ⑥取得先:合同会社OSD・プロパティーズ・ワン
  ⑦取得資金:借入金及び自己資金 
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:東北地方の商業の中心である仙台市の中でも、東北地方最大の乗降客数を誇る仙台駅前エリアに立地し、JR仙台駅から徒歩約5分。更に地下鉄仙台駅の出入り口が前面道路を挟んだ向かいにあり、利便性に優れています。

 仙台南町通ビルの取得の理由として挙げられているのはオリックスグループが開発した築浅都市型商業施設。近隣に投資法人が保有する「aune仙台」を含め、当該エリアにおけるオリックスグループの知見を活かせるエリアに所在していることや、2015年の地下鉄東西線の開通の効果もあり、今後も繁華性の高まりに期待ができる点、駅至近の利便性の高さとオフィス、ビジネスホテル及び大型商業施設の集積エリアという立地特性を活かした幅広いテナントの誘致が可能。現テナント貸会議室、フィットネスジム、高級志向の地元料理店、カフェ、各種居酒屋等が多いことを挙げています。

 プレスリリース上は鑑定評価ベースでのNOI利回りが4.7%と低めで償却後利回りが3.4%がとなっている点が気になりますね。商業施設で鑑定NOI4.7%は正直いって低いと言えます。鑑定評価書で利用する収益予測はかなり強気の数字であることが一般的です。強きで4.7%ということは取得価格ベースで考えると実態としては4.2%~4.3%程度ではないかと考えられます。ましては立地は東京都内ではありません。それでも仙台エリアにおけるオリックスグループの知見を活かせると考えているようなので収益性の高いテナントの誘致に期待したいと思います。