2019年8月8日に日本アコモデーションファンド投資法人が仙台の商業施設を無事取得したと発表しました。

譲渡資産の概要
20190814パークアクシス江坂広芝町
  ①譲渡資産:パークアクシス江坂広芝町
  ②譲渡価格:3,089百万円
  ③想定帳簿価額:2,10百万円((2019年2月28日現)
  ④売買契約締結日:2019年8月8日
  ⑤引渡日:2019年8月8日
  ⑥売却先:非開示
  ⑦支払方法:引渡時全額支払
  ⑧譲渡理由:投資法人の規約に定める資産運用の対象及び方針に基づき、ポートフォリオの構成や不動産マーケットの動向等を総合的に勘案し譲渡を決定。

 なんかしれっと売却していますが、スポンサーを仲介者にして外部の第三者に売却していますね。資産運用会社のテンプレなのですが、「ポートフォリオの構成や不動産マーケットの動向等を総合的に勘案」の「総合的」という部分は投資家さんには非常に分かり辛いですが、開示したく内容が含まれているのではないかと思います。例えば日本リテールファンド投資法人の場合はポートフォリオの中でNOI利回りが最低基準の物件だから売却します的な自身のウィークポイントをしっかり開示しています。物件の高値掴みをしたことについてはどうかと思いますが、その開示姿勢は素晴らしいと思います。

 方や日本アコモデーションファンド投資法人の場合はパークアクシスはスポンサーが開発したブランドなはずです。スポンサー様が開発した物件をさも素晴らしい物件であるかとの如くアピールし取得しているのにも関わらず売却については「総合的」に勘案し~、なんて言われても素直に信じられませんよね。

 それでも1口当たり分配金の予想は9,600円から10,250円と650円も上昇することになるので売却益を全額留保しなかったことは評価したいと思います。個人的には日本アコモデーションファンド投資法人はアドバンス・レジデンス投資法人に次ぐレジデンス系J-REITでは№2の銘柄だと思っています。スポンサーとのリレーションも取れており、レジテンスについてはブランド戦略も上手くいっているという印象を持っています。反対に地味にヘルスケア施設やホテルを持続性も無く取得していたりとポートフォリオ戦略については「?」と思うことがあります。将来のことをある程度予想しながらより分かりやすくポートフォリオ戦略を持続的に続けていくことがこの投資法人には重要だと思います。