日本リテールファンド投資法人が運用中の物件「mozoワンダーシティ」のテナントの入替えを行うと発表しました。
20191011mozoワンダーシティ

【出典:日本リテールファンド投資法人HP】
 大型テナントを入替えるようですが、具体的なテナント名は明かしていません。mozoワンダーシティは愛知県名古屋市に位置しており、東海エリア1位の売上を誇る大型ショッピングセンターとして営業しています。近年の周辺競合環境の変化により、2015年以降断続的にテナント入替えを行っているようです。

mozoワンダーシティの概要

所在地:愛知県名古屋市西区二方町40番地1他
取得価格:55,480百万円
建築時期:2007.08.06、2009.04.01
構造と階数:①本棟:鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付6階建 他、②別棟:鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき3階建 他
地積:107,456.04m2
用途地域:工業地域
延床面積:①本棟:229,976.30m2、②別棟:3,630.43m2
テナント数:212
稼働率:87.9%

実施目的

 mozoワンダーシティは開業時から10年となる大型区画の契約満了を機に、集客力のさらなる強化を目的とした新規大型テナントへの入替えをこの2019年秋以降順次実施し、売上・収益の向上を目指しています。
 大型区画のテナント入替えによる集客力の強化と、競合激化環境の中での売上・収益の向上


テナント入替の内容

 ・売上・集客力が低下傾向にあったテナントの大型区画を、より集客力のある大型テナントへ入替
 ・大型区画を一部分割し、有力専門店を複数誘致
 ・一部テナントへの歩合賃料導入による収益上昇余地の確保


テナント入替の効果

 想定年間賃料増加額90百万円


 一応メインテナントはイオンであることから退去するのはイオンであった場合、次にどのようなテナントが入るかは非常に重要です。ショッピングセンターとしてイオンはかなり強い競争力を持つため他のテナント1社で賄うのことは非常に困難です。その打開策として「大型区画を一部分割し、有力専門
店を複数誘致する」ということだと考えられます。
 
 日本リテールファンド投資法人のホームページにも記載されていますが、イオンが展開するモールの中でも最上位の売上規模を持っています。そしてイオンはイオンリート投資法人を傘下に抱えています。J-REITのスポンサーとして他社のREITに貢献することは考えていないはずなので日本リテールファンド投資法人主導のテナントの入替えではなく、イオンサイドで退去したかったのではないかと推察します。それでも複数テナントを利用しかつ、変動賃料の割合を高くするようなので収益性の高い物件として収益性は高まると思います。