2019年10月15日に福岡リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり3,680円のところ3,693円で着地しました。

キャナルシティ博多以外の旗艦物件も欲しい
20191024福岡リート投資法人NOI推移

 2019年8月期の福岡リート投資法人はキャナルシティ博多等の主要商業施設において引き続き競争力や集客力を強化し、福岡市内オフィスビル物件において賃料増額改定等の収益力強化に努めるとともに、保有物件の稼働率の維持向上に注力しました。この結果、2019年8月期末における投資法人の保有する全物件の平均稼働率は99.6%となりました。2019年8月期末のポートフォリオ(取得価格ベース)を投資対象エリア別で見ると、福岡都市圏への投資比率が77.2%となっており、投資タイプ別の投資比率は、商業施設59.2%、オフィスビル26.9%、その他13.9%となっています。 また、福岡リート投資法人は、「サステナビリティ方針」に基づいて、環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮を通じたサステナビリティを推進するために、サステナビリティ推進委員会を設置し、社内体制、社外関係者との協働、情報開示方針等について、具体的な目標や施策の検討、施策実行に関する進捗状況の把握を行っています。この推進体制の下、2018年度よりGRESBリアルエステイト評価(Green Star・4スター)を取得、2018年9月付にて責任投資原則(PRI)及び、21世紀金融行動原則(PFA21)の署名登録等を行い、サステナビリティを推進しています。このような運用の結果、2019年8月期の営業収益は9,231百万円となり、賃貸事業費用や資産運用報酬等の営業費用を控除した後の営業利益は3,318百万円、経常利益は2,939百万円、当期純利益は2,939百万円となりました。


金利固定化率は90.2%

 2019年8月期においてリファイナンスを行った結果、有利子負債残高(投資法人債を含む。)は77,500百万円となりました。総資産有利子負債比率(投資法人債を含む。)は39.7%、期末固定化比率(有利子負債の中で金利固定のものが占める割合です。投資法人債を含みます。)は90.2%となっています。 今後も返済期日の分散及び長期化によるリファイナンスリスクの軽減に努めるとともに、借入金利の固定化 等で金利上昇リスクの軽減に努めていきます。なお、2019年8月期は、九州に本社を置く企業として初めてのグリーンローンでの調達を行いました。今後も、ESG活動の推進と今後の投資家層の拡大による資金調達手段の拡充を目指すため、グリーンファイナンスでの調達を推進していくとしています。2019年8月期末時点の格付機関から取得している格付けは以下の通りです。
 ・格付投資情報センター(R&I):発行体格付 A+(安定的)
 ・㈱日本格付研究所(JCR):長期発行体格付 AA-(安定的)