2019年10月29日に福岡リート投資法人が福岡県宮若市の物流施設を取得すると発表しました。2019年11月6日に契約締結しましたが、2020年月日に取得予定です。

取得資産の概要

  ①取得資産:ロジシティ若宮
  ②取得価格:1,700百万円
  ③鑑定評価額:2,350百万円(2019年10月1日時点)
  ④売買契約締結日:2019年11月6日
  ⑤引渡日:2020年6月30日
  ⑥取得先:大和ハウス工業㈱
  ⑦取得資金:未定
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:福岡県宮若市は、古くは炭鉱が盛んな地域でしたが、炭鉱閉鎖後は市の産業誘致もあり、九州自動車道「若宮」IC 周辺を中心に工業団地が形成され、現在では福岡県下でも有数の工業都市となっています。その中でも本物件が立地する宮田団地は、1992年にトヨタ自動車九州が操業を開始して以降、関連企業の進出が相次ぎ、周辺には多くの物流事 業者の倉庫集積が進んでいるエリアです。
 また、福岡市・北九州市中心市街地へ25km圏(車で約40分)と消費地近接性を有し、福岡市内や近郊都市への地域配送に適した立地にあります。九州自動車道「若宮」ICはロジシティ若宮から約800mに位置し、交通アクセスは非常に良好で広域配送拠点としても機能します。周辺にはトヨタ関連企業が多いことから共同配送等にあたっても利便性が高くなっています。周辺環境については、工場や物流施設一帯に集積する産業エリアとなっているため、操業上の近隣対策の懸念は少なく、24 時間操業・多頻度配送等が可能な良好な物流環境にあります。

 福岡リート投資法人はロジシティ若宮の取得理由として福岡市と北九州市の両政令指定都市のほぼ中間に位置していることにより、九州自動車道「若宮」ICを利用し両都市に約40分でアクセス可能な利便性の高いエリアにあります。そのため、取得により、投資法人のポートフォリオがさらに充実し、地域内リスク分散が進み、将来にわたり安定した収益を確保し得るものと期待していると判断しています。


入居予定テナントとの賃貸借開始までのスケジュール概要(予定)
20191110ロジシティ若宮

【引用元:福岡リート投資法人プレスリリースより】

 気になるのは2020年6月30日に予定している取得の後、約4ヵ月間の改修工事を実施し、2020年11月頃(予定)からテナントが入居する予定であり、改修工事期間中には賃料収入は発生しません。投資法人が、入居予定のテナント仕様に改修工事を行うことで、入居予定のテナントとの長期安定的な賃貸借契約が実現可能と考えているという点です。取得後に原状回復工事約100百万円、リニューアル工事300百万円と大規模な工事を予定しているというところです。4ヵ月の期間をかけて工事をしても「長期安定的な賃貸借契約が実現可能と考えている」という程度ではただの思い込みに過ぎません。入居予定のテナントはいるようなのでどこまで交渉が進んでいるは不明ですが、分配金の予想は投資家さんのJ-REIT投資の重要な情報なので続報を早めに開示して欲しいですね。