2019年11月26日にオリックス不動産投資法人が渋谷TKビルの取得と運用中のaune札幌駅前の売却を発表しました。
20191203渋谷TKビル
【出典:オリックス不動産投資法人PRより】

取得資産の概要

  ①取得資産:渋谷TKビル
  ②取得価格:2,197百万円
  ③鑑定評価額:2,520百万円(2019年10月1日時点)
  ④売買契約締結日:2019年11月26日
  ⑤引渡日:2019年12月13日
  ⑥取得先:非開示
  ⑦取得資金:aune札幌駅前の譲渡金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:物件所在する渋谷エリア、渋谷駅周辺における大規模な開発プロジェクトと、それに伴う歩行者動線整備も進行しており、更なるオフィスニーズ高まりが想定されると判断。渋谷エリアオフィス賃料が上昇する中、物件現行賃料水準に成長余地があるとしています。


譲渡資産の概要

  ①譲渡資産:aune札幌駅前
  ②譲渡価格:3,134百万円
  ③想定帳簿価額:1,816百万円(2019年12月想定)
  ④売買契約締結日:2019年11月26日
  ⑤引渡日:2019年12月13日
  ⑥売却先:非開示
  ⑦支払方法:引渡時全額支払
  ⑧譲渡理由:現状、aune札幌駅前を含む地域において再開発準備組合が設立され、事業化検討機運が高まっている状況で当該再開発事業に関与する等選択肢あるも、複数権利者が存在し、主導権を取りづらいこと。当該再開発事業開発スケジュールや建物プラン等現状未確定であり、今後策定される事業計画によって、予期せぬ分配金へ影響や市場環境変化による資産価値変動等、不安定な運営となるリスクが高いと判断。

 商業施設の売却とオフィスビルの取得というところで分配金上昇可能性が低くなるのではないか?と思いましたがaune札幌駅前の譲渡理由を見て納得ですね。再開発の機運が高まっても利害関係者が多い状況では再開発のスピードものずっと遅くなることが想定できます。特に地方ではさらに遅くなると考えられるので先行き不明な地方の物件よりも東京都内のオフィスビルの方が運用しやすいということだと思います。

 今回の入替えについては2019年10月17日付「2019年8月期決算短信(REIT)」で公表済2020年2月期(第36期:2019年9月1日~2020年2月29日)並びに2020年8月期(第37期:2020年3月1日~2020年8月31日)運用状況及び分配予想修正無いとしています。