マリモ地方創生リート投資法人が2020年1月6日に3棟のレジデンスと1棟の商業施設、2件の底地を取得すると発表しました。
20200114マリモ地方創生リート投資法人公募増資
【出典:マリモ地方創生リート投資法人PRより】

取得資産の概要

  ①取得資産:アルティザ鶴舞
  ②取得価格:430百万円
  ③鑑定評価額:468百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:㈱マリモ
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:JR中央本線「鶴舞」駅から徒歩約4分、名古屋市営地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅まで徒歩約5分と2線2駅利用可能であり、徒歩圏内に商業施設が充実しており、都心へのアクセス、生活利便性が良好な築浅レジデンス

  ①取得資産:アルティザ淡路駅東
  ②取得価格:1,180百万円
  ③鑑定評価額:1,290百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:㈱マリモ
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:JRおおさか東線「JR淡路」駅から徒歩約6分、徒歩圏内には阪急京都線・阪急千里線「淡路」駅もあり都心部に通勤又は通学している単身向け賃貸用住戸。周辺にはスーパーやコンビニ、飲食店などが揃い、生活利便性が良好な築浅レジデンス
 
  ①取得資産:(仮称)アルティザ松本
  ②取得価格:640百万円
  ③鑑定評価額:665百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:㈱マリモ
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:JR篠ノ井線と大糸線の2線が乗り入れる「松本」駅から徒歩約6分と、駅近住宅地としての一定需要があり、単身からファミリーまで幅広い層が住みやすい立地である「大手一丁目エリア」に存するレジデンス

  ①取得資産:(仮称)MRRあきたⅡ
  ②取得価格:970百万円
  ③鑑定評価額:994百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:㈱マリモ
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:主要幹線道路である国道13号と県道56号秋田天王線が交差する地点に近接したロードサイド型商業施設であり、斜向いには投資法人の保有資産である「MRRあきた」をはじめ、イオン秋田中央店、イオンタウン茨島アネックスがある等、物件が所在する「茨島エリア」は多種多様の商業施設が集積しており、高いニーズが期待できるエリア

  ①取得資産:(仮称)MRRいちはら(底地)
  ②取得価格:700百万円
  ③鑑定評価額:1,190百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:㈱マリモ
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:千葉県市原市中心部である JR内房線と小湊鉄道線の2線が 乗り入れる「五井」駅から約5.8㎞圏の市街地に位置し、近隣には学校、公園等もある住宅街の中心に位置する生活密着型テナントが集積した商業施設

  ①取得資産:(仮称)MRRきたもと(底地)
  ②取得価格:1,030百万円
  ③鑑定評価額:1,120百万円(2019年11月30日時点)
  ④売買契約締結日:2020年1月6日
  ⑤引渡日:2020年1月21日
  ⑥取得先:合同会社北本プロジェクト
  ⑦取得資金:新投資口発行の手取金、借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:主要幹線道路である国道17号沿いに位置し、上下線ともに進入可能な優れた立地に存したケーズデンキの単独店舗の底地


公募による新投資口発行(一般募集)

 ①募集投資口数:19,371口
 ②発行価格:未定
 ③発行価格の総額:未定
 ④払込金額(発行価額):未定 上記②と併せて2020年1月14日(火)から2020年1月17日(金)までのいずれかの日に開催する役員会において決定。
 ⑤払込金額(発行価額)の総額:未定
 ⑥募集方法:一般募集とし、、SMBC日興証券㈱(主幹事証券会社)、野村證券㈱、みずほ証券㈱及び大和証券㈱に全投資口を買取引受けさせる。
 ⑦申込単位:1口以上1口単位
 ⑧申込期間:発行価格等決定日の翌営業日から発行価格等決定日の2営業日後の日まで。
 ⑨払込期日:2020年1月20日(月)から2020年1月23日(木)までのいずれかの日。


投資口の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)

 ①売出人:SMBC日興証券㈱
 ②売出投資口数969口
 売出投資口数は、一般募集に伴い、その需要状況等を勘案し、SMBC日興証券㈱ が行うオーバーアロットメントによる売出しの口数。 売出投資口数はオーバーアロットメントによる売出しの上限口数を示したものであり、需要状況等により減少することがあり、又はオーバーアロットメントによる売出しそのものが行われない場合もある。
 ③売出価格:未定 一般募集における発行価格と同一。
 ④売出価額の総額:未定
 ⑤売出方法:一般募集に伴い、その需要状況等を勘案し、SMBC日興証券㈱ が投資法人の投資主である㈱マリモより969口を上限として借り入れる予定の投資法人の投資口の売出しを行う。
 ⑥申込期間:一般募集における申込期間と同一。
 ⑦受渡期日:一般募集における払込期日の翌営業日。

 マリモ地方創生リート投資法人も新年1発目の公募増資を発表しました。こちらも昨日のジャパンエクセレント投資法人と同様にスポンサーからの取得となっています。ただし想定NOI利回りはこちらの方が上です。最も低いMRRきたもと (底地) でもNOI利回りが4.9%、最も大きいものはMRRあきたⅡで7.1%ほどあります。マリモ地方創生リート投資法人最大のメリットは取得する物件が地方物件であることによりNOI利回りが高いということが挙げられます。NOI利回りが高いということはそれだけ取得資金を有効活用していることになるので投資家さんには納得感があると思います。
 この物件取得により2020年6月期の分配金は3,400円→3,463円となる見通しです。