2020年1月29日にケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が運用中KDXレジデンス泉中央の譲渡をを決定したと発表しました。

20200209KDXレジデンス泉中央
【出典:ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人PRより】

譲渡資産の概要

  ①譲渡資産:KDXレジデンス泉中央
  ②譲渡価格:540百万円
  ③想定帳簿価額:451百万円(2019年9月想定)
  ④売買契約締結日:2020年1月29日
  ⑤引渡日:2020年2月28日
  ⑥売却先:非開示
  ⑦支払方法:引渡時全額支払
  ⑧譲渡理由:KDXレジデンス泉中央は、投資法人が取得を予定する「KDXレジデンス仙台駅東」が所在する仙台駅周辺の中心部に比べて賃貸需要の劣る仙台市の郊外に立地し、投資法人が仙台エリアに保有する物件の中において相対的に競争力が低下していることから、物件の収益性が悪化するリスクや将来的な不動産売買環境の悪化に伴い売却が困難となるリスク等を考慮した結果、現時点での物件売却が最適であると判断し、譲渡を決定。
 
 また、活況を呈する現在の賃貸住宅売買マーケットにおいては、一部の物件を売却することにより含み益を顕在化し、投資主へ還元することが投資主価値向上に資するものと考えており、2018年7月期から過去3期連続で物件を売却するとともに、2020年1月27日にてメロディーハイム御殿山の売却も完了しています。ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人だけでなく他のケネディクスがスポンサーを務めるJ-REITは取得に際しても売却にしても理由付けが明確で分かりやすいですね。今回のKDXレジデンス泉中央も仙台が悪いということではなく、仙台の中でもより収益性リスクが悪化しにくい郊外エリアの物件を売却するということなのでとても納得感があります。

  2020年7月期において83百万円の譲渡益が発生する見込みですが、運用状況に与える影響は軽微であり、2020年7月期の運用状況の予想の修正は無いということです。また、譲渡に伴い生じる譲渡益は現時点においてその全額を2020年7月期の分配金として分配する予定としています、当初想定していた内部留保の取崩し額を減額することにより分配金の総額を変更しない予定というのも今、投資主の方にも配慮された分配方針は流石だと思います。