2020年2月7日にケネディクス・オフィス投資法人がKDX神田駅前ビルの取得が完了したと発表しました。
【引用元:ケネディクス・オフィス投資法人PRより】
取得資産の概要
①取得資産:KDX神田駅前ビル
②取得価格:5,400百万円
③鑑定評価額:7,140百万円(2020年1月1日時点)
④売買契約締結日:2020年1月31日
⑤引渡日:2020年1月31日
⑥取得先:非開示
⑦取得資金:自己資金及び投資法人債による調達資金
⑧支払方法:引渡時全額支払
⑨立地:KDX神田駅前ビルが位置する神田エリアは、主に中高層のオフィスビルが立ち並ぶ、古くからのオフィス集積地です。複数路線が利用可能で都内主要駅へのアクセスにも優れる一方、賃料水準が割安なことから、中小企業が集積するエリアでもあります。JR山手線及び東京メトロ銀座線「神田」駅から徒歩約1分と至近にあり交通利便性は非常に高く、大通りにも面した立地の視認性に優れたオフィスビルです。
KDX神田駅前ビルは、基準階貸室面積約286㎡(約87坪)、天井高2.6m、設備面ではOAフロア(40㎜)、個別空調、エレベーター2基、駐車場1台を備えています。ガラス張りと黒い御影石仕上げによる重厚感のある外観で、貸室は三面からの採光により解放感のある無柱のレイアウトしやすい形状となっており、近隣物件と比較しても相応の競争力を有しています。
KDX神田駅前ビルにより、投資法人のポートフォリオは99物件(合計:4,328億円)、ポートフォリオに占めるオフィスビルへの投資比率は99.3%、東京経済圏への投資比率は80.9%となります。
KDX神田駅前ビルの想定収支
①賃貸事業収入:149百万円
②賃貸事業費用(減価償却費):36百万円
③NOI:113百万円
④減価償却費:7百万円
⑤償却後NOI:105百万円
⑥稼動率:97%
東京23区の中でも比較的賃料は安めのエリアなのでリーシンを行いやすい立地と言えます。1月29日に土佐場プライムの取得をしたばかり。積極的な資産規模の拡大を継続していますね。今回の取得も業績予想は既に織り込み済みのようで、影響は軽微のため分配金予想の修正はありません。
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