2020年4月16日に大和ハウスリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が6,040円のところ6,040円で着地しました。

物流施設は持っていても良かったような気がする
20200427大和ハウスレジデンシャル投資法人賃貸事業利益推移

 2019年9月に物流施設5物件を売却価格合計59億円で売却しました。また、手元資金により、2019年11月及び12月に大和ハウスグループのパイプライン等から2物件・取得価格合計66億円を取得しました。この結果、投資法人の2020年2月期末のポートフォリオは、物件数225物件、資産規模7,456億円となりました。保有資産の不動産評価額合計は830,171百万円であり、帳簿価額との差額である含み益の金額は113,960百万円となりました。実績は、営業収益25,018百万円、営業利益10,559百万円、経常利益 9,126百万円、当期純利益9,125百万円(投資口1口当たり4,398円)の計上となりました。物流施設5物件を売却したことで売却益は出ているのですが、現状ではかなり強力なアセットなので売らなくても良いのでは?と思いますが流石に後の祭りですね。コロナウイルスが流行るなんて誰も予測できなかったでしょうし、もしこのタイミングで売却していたら売却自体をキャンセルされる可能性もあったと考えると2019年度中に売却したことは良かったとも取れます。結果的に分配金は上昇しているので良かったとしておきます。


グリーンボンド利用で財務戦略はトップクラス

 財務面は、2019年11月29日に返済期限が到来した既存借入金10,000百万円の返済資金の一部に充当するため、2019年11月25日に第9回無担保投資法人債(グリーンボンド)を6,000百万円発行しました。2019年11月29日には、既存借入金10,000百万円の一部期限前弁済資金(期限前弁済金額6,000百万円)に充当し、また、同日に返済期限が到来した既存借入金10,000百万円の返済資金の一部に充当するため、10,000百万円のリ ファイナンスを実施しました。さらに、2020年1月31日に返済期限が到来した既存借入金18,910百万円の返済資金の一部に充当するため、18,900百万円のリファイナンスを実施しました。この結果、投資法人の当期末現在の有利子負債残高は前期より10百万円減少した348,758百万円(借入金残高323,758百万円、投資法人債残高25,000百万円)となり、LTVは41.5%、LTV(のれんを除く)は45.0%となりました。尚、2020年2月期末時点の格付けは以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR):長期発行体格付:AA、格付の見通し:安定的
・㈱格付情報センター(R&I):長期発行体格付:AA-、格付の見通し:安定的