2020年5月7日にしんきんアセットマネジメントよりJ-REITマーケットレポートが開示されましたのでご紹介致します。
 URL しんきんアセットマネジメントJ-REITレポート

 2020年4月のJ-REIT市場は、一旦大きく下落しましたが、その後は下げ幅を縮小する動きになりました。月初は、新型コロナウイルスによる経済への影響が長期化するとの懸念が高まり、大きく反落して始まりましたが、米国REITの上昇に加え、大型の経済対策への期待や緊急事態宣言を受けた悪材料出尽くしによる買い戻しが強まりました。中旬以降は、米経済指標の悪化などは重しになったものの、割安感などから底堅い動きが継続しました。日銀が国債を積 極的に買い入れる姿勢を示し、長期金利が低下したことを受け、相対的なJ-REITの分配金利回りの高さに着目した買いが入る一方、東証REIT指数が1,600ポイントに迫ると利益確定売りも広がり、一進一退の動きが続きました。今後は、不安定な動きの中、底堅い展開を予想します。緊急事態宣言の延長は織り込み済みで、米国などで経済活 動が順調に再開されると、安心感が広がることも想定されます。東京都心のオフィス空室率は低い水準を維持しています。国内景気の下振れによる賃料の伸び悩みは懸念材料ですが、各国政府による新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた措置や大型の経済対策、また日銀が3月にJ-REITの買入れ額を倍増したことは安心材料となっています。予想分配金利回りが下振れする可能性はあるものの、日銀が金融緩和姿勢を強める中、相対的に高い水準を維持するとみられます。引き続き、内外の新型コロナウイルスの感染動向などを確認しながら、上昇余地を探ることになりそうです。

4月の主要指標
20200509しんきんアセットJ-REITマーケットレポート2020年4月

 東証REIT指数
  1,576.43円前月比(▲1.2%)

 東証REIT指数(用途別)
  オフィス   1,531.44(前月比▲6.8%)
  住宅     2,826.81(前月比+2.7%)
  商業・物流等 1,857.28(前月比+4.7%)

【出典:しんきんアセットマネジメントJ-REIT市場の現状と見通し】