2020年5月1日にリテール系J-REITである日本リテールファンド投資法人が4月に行った自己投資口の取得状況について発表しました。

日本リテールファンド投資法人の2020年4月の自己投資口の取得状況

 1.取得した投資口の総数:7,028口
 2.投資口の取得価額の総額:828,788,895円
 3.取得期間:2020年4月14日~2020年4月30日(約定ベース)
 4.取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け

日本リテールファンド投資法人の2020年4月13日開催の役員会での決議内容

 1.取得し得る投資口の総数:25,000口(上限)
 2.投資口の取得価額の総額:2,000,000,000円(上限)
 3.取得期間:2020年4月14日~2020年6月5日

 また、同じくリテール系J-REITであるフロンティア不動産投資法人も4月に自己投資口の取得を行っています。フロンティア不動産投資法人の自己投資口の取得状況については以下の通りです。


フロンティア不動産投資法人の2020年4月の自己投資口の取得状況

 1.取得した投資口の総数:6,946口
 2.投資口の取得価額の総額:2,096,960,000円
 3.取得期間:2020年4月1日~2020年4月30日(約定ベース)
 4.取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け

フロンティア不動産投資法人の2020年3月31日開催の役員会での決議内容

 1.取得し得る投資口の総数:10,000口(上限)
 2.投資口の取得価額の総額:2,500,000,000円(上限)
 3.取得期間:2020年4月1日~2020年5月31日
 
 
 まあ、多少は効果があるのかな?と感じなくもない投資口価格の動きでしたが、下がる時は他のJ-REITと一緒に下がる訳なので自己投資口取得の効果は低いと言わざるを得ませんね。運用物件の営業が実質的にストップしているホテルに比べるとこれら2つの投資法人の主力である商業施設の場合は、営業時間を短くするなどして営業はしている状態です。投資家さんにとってはホテル系J-REITに比べればまだ良い方だと思います。そんな中で投資家さんに対して自己投資口の取得で投資口価格を下支えすることは投資法人が唯一とれるアプローチなのでその点はついては個人的に素晴らしいと思います。