2020年5月1日に日本プロロジスリート投資法人が運用中の物件、プロロジスパーク岩沼1(宮城県岩沼市)で火災が発生したと発表しました。その後5月2日、5月5日、5月6日、5月7日、5月11日と続報が出ています。
2020年5月11日現在においては、出火原因や被害状況等についての調査が行われているところであり、追って投資法人が物件に付保している火災・利益保険の補償範囲や保険金の支払時期等も決定される見通しですが、その確定までには相応の時間がかかる見込みであるとしています。
現地の状況に鑑みると物件の建物は全焼したと考えられるということなので火災により物件を丸々1棟失ったということは痛いですね。
現地の状況に鑑みると物件の建物は全焼したと考えられるということなので火災により物件を丸々1棟失ったということは痛いですね。
物件の建物等の帳簿価額:3,713百万円
保険の支払限度額
火災保険:3,720百万円
利益保険:1,001百万円
東京都では外出自粛が続いている中ですが、物流・運送関係の業者は活発に動いていますよね。そんな中での事故なので物流・運送関係で働く人達に何も被害が無いのかということが心配ですね。2020年5月11日のプレスリリースでは一応保険金で帳簿価額を上回っているので全額保険金が下りれば保険金収入と災害による損失(または減損損失)と相殺され投資法人の懐が痛むことは無いので分配金には影響は無いと思います。
別に緊急事態宣言が出ているからという訳では無いですが、休業やリモートでの働き方ができない業種・職種というものもあります。投資法人の資産運用会社も賃貸しているこれらの業種のテナントに対して間接的にバックアップすることはできると思います。また、これによりテナントの新たなニーズも発掘できるのではないかとも感じます。
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