インヴィンシブル投資法人は、投資主の皆様の満足度の向上及び投資主のすそ野の拡大を企図して、2017年12月期より投資主優待制度を導入しています。

 しかし、2019年12月期末の投資主の皆様に付与しております優待制度については、利用可能期間が4月1日から9月30日と定められているところ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令等による外出自粛要請等により、優待制度を十分にご利用いただけないものと見込まれることから、対象投資主による利用機会の確保のため、利用可能期間を3か月延長するもの。

 また、投資主優待制度の導入後2年以上が経過し、安定した運営が行えている中、投資主の皆様からのご要望も踏まえ、対象投資主の範囲を拡大し本優待制度のより一層の利用を促進することが、更なる投資主の皆様の満足度の向上及び投資主のすそ野の拡大につながり、投資法人及び投資主の利益に資するものと判断し、2020年6月期以降は、対象投資主に関する現行の「10口以上を保有する」との条件を撤廃し、全投資主を対象とするものです。

優待制度の一部変更の内容

 2019年12月期の投資主優待制度の利用可能期間の延長

 変更前:2020年4月1日から2020年9月30日まで

 変更後:2020年4月1日から2020年12月31日まで

 なお、2019年12月期の本優待制度は、2019年12月31日を基準日とし、同日の最終の投資法人の投資主名簿に記載又は記録された、投資法人の投資口10口以上を保有している投資主が対象となります。

 インヴィンシブル投資法人の投資主優待制度はシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルと、マイステイズホテルグループの全てのホテルを投資主優待価格で宿泊できるということでタダではないんですよね。マイステイズホテルの運用会社ではある㈱マイステイズ・ホテル・マネジメントグループの固定賃料免除すること、物件管理費の肩代わりをインヴィンシブル投資法人が行うことを発表したのは皆様も記憶に新しいと思います。

 言い方を変えると「㈱マイステイズ・ホテル・マネジメントグループ(スポンサーの関連企業)を儲けさせたいので投資家さん協力してね」ということです。ここの資産運用会社は本当に面の皮が厚いですよね。これで困るのがこういった情報が拡散しJ-REITでの資産運用を考えている投資家さんにJ-REIT全体がこういうのがまかり通る業界だという印象を与えてしまうのではないかということです。