2020年6月15日に投資法人みらいの決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が1,570円のところ1,561円で着地しました。

外部成長を強気に実施
20200622投資法人みらいNOI推移

 まず外部成長の動きとして、2019年12月25日に「マイスクエアビル(取得価格2,800百万円)」、2020年1月9日に「THINGS青山(取得価格2,912百万円)」及び「東京衛生学園専門学校(取得価格3,900百万円)」、2020年3月31日に「広島鯉城通りビル(取得価格2,250百万円)」及び「MIキューブ仙台クリスロード(取得価格1,330百万円)」を取得しました。
 また、2019年11月29日に「MIUMIU神戸」の準共有持分の33%(譲渡価格2,805百万円)、2020年4月28日に「六甲アイランドDC」の準共有持分の7.55%(譲渡価格717百万円)を譲渡した結果、2020年4月期末における運用資産は34物件、取得価格の合計は153,457百万円、総賃貸可能面積は276,520.76㎡、稼働率は99.8%となりました。
 運用面はオフィス賃貸市場においては、好調な企業業績を背景に根強い拡張ニーズが観測されており、空室率が歴史的な低水準で推移する中、賃料水準の上昇傾向が続いていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の発生・拡大により、足元では既に経済への影響が出始めており、先行きが不透明な状況となっています。
 ホテル及び商業施設の分野においても、コロナウイルス感染症の発生・拡大により、2月以降のホテル稼働率低下や、イベント対応施設における多数の予約キャンセル及び延期申込の発生等の影響が顕在化し、商業施設では緊急事態宣言による店舗休業もあり、こちらも不透明な状況が続きました。これら運用の結果、2020年4月期の実績として営業収益5,448百万円、営業利益2,865百万円、経常利益2,595百万円、当期純利益2,594百万円を計上しました。


機動的に短期借入金を利用するのは〇

 2020年4月期の財務面は、2019年12月24日に公募による新投資口の発行(76,500口)により4,215百万円、 2020年1月21日に第三者割当による新投資口の発行(4,100口)により225百万円を調達しました。この結果、2020年4月期末時点での出資総額は73,516百万円、発行済投資口の総口数は1,662,240口となりました。
 また、広島鯉城通りビル、MIキューブ仙台クリスロード2物件の取得資金に充当するため、2020年3月31日付でコミットメントラインに基づく短期借入金3,000百万円の資金の借入を行いました。2020年4月期末時点の借入金及び投資法人債の残高は77,700百万円(うち短期借入金3,000百万円、1年内返済予定の長期借入金1,500百万円、長期借入金72,200百万円、投資法人債1,000百万円)となっています。
 なお、機動的かつ安定的な資金調達の確保と、より一層強固な財務基盤の構築を目的として、借入極度額3,000百万円のコミットメントラインを設定しています。