2019年7月2日にしんきんアセットマネジメントよりJ-REITマーケットレポートが開示されましたのでご紹介致します。

 URL しんきんアセットマネジメントJ-REITレポート

 2020年6月のJ-REIT市場は、一旦堅調な動きになったものの、その後はやや売りに押される展開になりました。上旬は、香港情勢をめぐる米中間の対立は重しながら、経済再開への期待から堅調な動きになりました。東証REIT指数は10日には1,761 ポイントと3か月ぶりの水準まで上昇した後、15日には米国で新型コロナウイルス感染第2波への警戒感が広がり、1,635ポイントまで下落しました。その後は、分配金利回りの相対的な高さに着目した買いなどから持ち直したものの、利益確定売りにも押され、一進一退の動きが続きました。29日には世界の新型コロナウイルス感染者が増加する中、国内でも感染再拡大への警戒感から売りが強まりましたが、月末はやや持ち直しました。

 今後は、引き続き不安定な動きながらも、底堅い展開を予想します。政府による大規模な観光促進策などを背景に、ホテル需要回復への期待感が高まっています。また、経済再開が進み、景気が底入れに向かうとの観測が強まると、安心感が広がる可能性があります。他方、5月末の東京都心のオフィス空室率は上昇したものの、1.64%と依然として低水準で、賃料は77か月連続で上昇とオフィス市況は堅調です。ただし、今後の動向については注視していく必要があります。東京でも新型コロナウイルスの感染者が再び増加する兆しが出てきていることには注意が必要ですが、低金利環境が長期化する中、相対的に高い分配金利回りに着目した買いが下支えしそうです。

20200708しんきんアセットJ-REITレポート6月

6月の主要指標

 東証REIT指数
  1,666.83円前月比(▲2.0%)

 東証REIT指数(用途別)  
  オフィス   1,575.64(前月比▲5.2%)
  住宅     2,895.27(前月比▲1.0%)
  商業・物流等 2,048.30(前月比+1.3%)


【出典:しんきんアセットマネジメントJ-REIT市場の現状と見通し】