大和ハウスリート投資法人が2020年8月31日にスポーツプラザ茨木の取得が完了したと発表しました。

取得資産の概要
20200906スポーツプラザ茨木
【引用元:大和ハウスリート投資法人プレスリリースより】

  ①取得資産:スポーツプラザ茨木
  ②取得価格:2,689百万円 
  ③鑑定評価額:2,750百万円(2020年7月31日時点)
  ④売買契約締結日:2020年8月28日
  ⑤引渡日:2020年8月31日
  ⑥取得先:非開示
  ⑦取得資金:自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:スポーツプラザ茨木の所在する茨木市は大阪市と京都市の中間に位置しており、大阪市のベッ
ドタウンエリアとして発展してきました。スポーツプラザ茨木は、阪急京都線「茨木市」駅から徒歩約1分に位置しており、駅至近で利便性が高い立地です。
 商圏距離別人口は、1km圏約46千人、2km圏約156千人、3km圏約287千人で、居住人口ボリュームは非常に大きく、いずれの圏域でも人口は増加傾向にあります。いずれの圏域でも40歳代の比率が高く、団塊ジュニア世代のファミリー層が一定程度流入しており、高齢化の懸念は低い恵まれたマーケットと推察しています。駅周辺では若い単身者も多く、アミューズメントや飲食のニーズも期待できるとしています。

 テナントと20年と長期の賃貸借契約の締結により安定収益が見込まれる取得予定資産を取得することで、キャッシュフローの安定性の更なる向上及びポートフォリオ分散の進展を図ることができると判断したため、取得予定資産の取得を決定しました。資産運用会社の利害関係者である大和情報サービス㈱がマスターリース(ML)兼プロパティマネジメント(PM)契約を締結しているため本当のテナントが何年で契約されているかは不明なんですけどね。

 テナントの構成が飲食店、カラオケ、ボウリング、ネットカフェ、アミューズメント施設、総合型フィットネスクラブと多様な業態のテナントで構成されています。また、200台を超える立体駐車場を備えているということですが、当然ですが娯楽系のテナントなので不景気時には弱いコロナウイルス次第では置き物になりかねないのではないでしょうか。それでも自己資金の取得ということなので少しでも分配金の足しになれば取得については大歓迎ですね。