株式会社ファーストロジックが、同サイトの「投資用 市場動向データ 最新版2015年12月期分」の調査結果を発表いたしましたので一部抜粋してご紹介いたします。
新規掲載物件の表面利回りは前月比で0.17ポイント下落、問合せ物件の表面利回りも0.09ポイント下落、新規掲載物件の物件価格は前月比で437万円上昇、問合せ物件の物件価格も333万円上昇しました。
・新規掲載された一棟マンションの表面利回りが前月比で下落
新規掲載物件の表面利回りは前月比で0.08ポイント下落、問合せ物件の表面利回りは0.27ポイント上昇、新規掲載物件の物件価格は前月比で339万円下落、問合せ物件の物件価格は968万円上昇しました。
一般的にレジデンス(住居物件)については2.3月が一番活発に入退去が起こる時期です。9月から年始の1月にかけては徐々に稼働率が低下していくのが一般的です。その稼働率の低下を抑えるために広告料(リーシングフィーと言ったりします。)を多くして必死にリーシングしたり、賃料を下げたりする訳です。
また、「新築」の場合は予想利回りをディベロッパーが勝ってに試算しているので強気の予想利回りを提示するので表面利回りが下がるのは「当たり前」なのです。
しかし、J-REITの場合は稼働済みの物件を購入するので新築で購入し急いでリーシングしなければならないという事例は今のところ有りません。不動産で運用する場合は自身で物件を持つよりJ-REITに投資することの方がメリットがあると思います。
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