2016年9月14日に投資法人のイオンリート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり2,695円のところ1,450円で着地しました。

 熊本地震でイオンモール熊本が被害を受けたため、当期純損失▲1,627百万円を計上しました。当期純損失の原因は特別損失で計上された災害損失1,489百万円と災害損失引当金3,755百万円によるものです。2016年7月期は資本的支出として1,222百万円も掛けています。

 そんなこともあり当然1口当たり分配金も減少しました。これが合併している投資法人であれば負ののれんの積立を利用して分配金の減少を押さえるのですが、震災では仕方ないですね。鑑定評価額も算定不能ということで開示しておりません。

 鑑定評価額の算定をすることが出来なのであれば通常、減損損失ということで簿価を全額0円にし多額の減損損失を計上しそうなものですが、そうならなかったのが唯一の救いですね。

 こんな状況では物件を売却することは当然できないので、復興のために現預金のキャッシュフローと収益は大幅に落ち込むことになりますので当然イオンリートの人気は低下していくものと思われます。
20160917イオンリート