株式や投資信託、J-REITなどで資産運用をしているとアナリストのレポートが証券会社のHPから入手できます。ご大層な分析が載っている場合は少なく、なんでこんなものを書いているんだろう?と私は思っていました。

 アナリストは何か特別な分析またはネットワークを持って投資家が得られない情報を持っているにちがいないと思い込んでいました。この業界にはいるまでは・・・


 AM会社はインサイダー取引の監視が強化されていることもあり特定の関係者に有利な情報提供をすることはありません。証券アナリストも所詮は決算短信や決算説明会資料などから得られる情報以外は持っていないのです。


 証券アナリストがアナリストレポートを書く理由。それは自らが所属している証券会社で株式、投資口を売買して欲しいための広告、販促ツールであるということです。

 証券会社は収入源は主に株取引の手数料です。投資家が取引してくれなきゃ売上をあげられません。株式を発行している会社が買いなのか・売りなのかそんなのどうでも良いのです。


 私は自分の資産運用を行うに当たってアナリストレポートやアリスト解説動画には目を通しません。自分の気になる会社を徹底的に調べて投資をします。


 AM会社の財務担当役員なんかはアナリストレポートに記載されることをステータスだと思ってアナリストミーティングに精を出す奴もいます。私はレポートは所詮は販促ツールなので金を包めば書いてくれるものだと思っています。


 このブログではJ-REITに投資をしている方、投資をしようとしている人にもっとJ-REITを理解して欲しいという
目的で書いています。専門家気取りになり素人に買いを煽るアナリストやAM会社の人間に黙れないように気を
つけてください。