2017年4月25日に野村不動産マスターファンド投資法人がサミットストア 成田東店(底地)について
取得を完了しました。


取得物件の概要

 ①取得資産 :不動産 
 ②資産の名称 :サミットストア 成田東店(底地)
 ③取得価格 :700百万円 (鑑定評価額737百万円)
  ※2017年5月1日の取得は準共有持分80%を9,040百万で取得しています。準共有持分20%は2017年3月24日に2,260百万円で取得を完了しています。
 ④引渡日 :2017年4月28日
 ⑤取得先 :非開示
 ⑥媒介者 :野村不動産㈱
 ⑦取得理由
 2015年11月に公表した「中長期運用戦略」に基づき、当初 3 年間を Quality フェーズと位置付けた上、当該フェーズに係る各種施策を着実に実行しています。 そのうち重点施策であるポートフォリオの質的向上を目的とした戦略的資産入替(SPR:Strategic Property Replacement)の一環として取得を決定。 
 
 ・物件の所在する「杉並区」は、都心部への通勤アクセス及び住環境に優れていることから、住宅地としての人気が高く、人口が増加傾向であること
 ・物件周辺 1km 圏の商圏世帯数は 2.6 万世帯であり、商業地として優良なマーケットを有していること。
 ・物件周辺は第一種住居専用地域の割合が高く、商業施設の開発が限定的であるため、居住地立地型商業施設の店舗用地として希少性が高いこと。

 取得による2017年8月期(2017年3月1日~2017年8月31日)の運用状況に与える影響は軽微であるため、予想の変更は無いとのことです。

 中長期運用戦略は立派ですが、合併後の最初の取得が700百万円程度の底地とは・・・随分と寂しい限りですね。しかもスポンサーである野村不動産㈱が仲介に入っていますが・・・もっと取得検討すべき物件があると思うのですが野村不動産㈱は外部物件の情報収集力は実はたいしたことが無いのかもしれませんね。