2016年2月16日に産業ファンド投資法人の決算が発表されました。
 当初の予想一口当たり9,236円のところ9,324円で着地しました。

 この産業ファンドは従前からCRE戦略(企業が保有する不動産を有効利用する考え方)をからめた物件取得提案を得意としており物件取得による規模拡大を図っています。
 17期の配当金に貢献しているのはIIF東松山ガスタンクメンテ ナンスセンター(底地)のみですが1月18日にはIIF福岡東ロジスティクスセンターを取得しています。
 物流施設(ロジスティクス)という特殊なアセットを扱っているため原価率が非常に低いのが魅力です。詳しくは決算短信の「損益計算書に関する注記」をご覧ください。
20160226産業ファンド
 ポートフォリオ運用に「3C Management」という名称をつけて「運用」のブランド化を図り特徴を出そうとしているところが良いですね。

「3C」の3つのCは
 Communicate-テナントとの密接なコミュニケーションによってニーズを的確に把握

 Customize-個別のニーズに応じてカスタムメイドの提案を戦略的に実施

 Create-ニーズの解決という価値を創造すると同時に長期運用+αという投資主価値を創造していく

 だそうです。最後の投資主価値を創造していくの意味がよく解りませんが・・・

 以前、決算説明会資料は参考程度にという記事を投稿しましたが、産業ファンドの第17期の決算説明会資料は。「IIF東雲R&Dセンター」の抱えている課題とどう取り組んで行くかが明確に記載されており好感が持てます。

 多くの投資法人がよい結果が表れてから「こういう課題をこう解決しました」みたいな後だしアピールをしてくるので大変正直なIRだと思います。