ジャパンエクセレント投資法人が2017年8月7日に運用中のオフィスビル、赤坂ガーデンシティ(持分追加取得)を2017年8月10日に取得しました。


取得資産の概要

  ①取得資産  赤坂ガーデンシティ (不動産)
  ②取得価格 869百万円
  ③鑑定評価額 1,040百万円
  ④売買契約締結日 2017年8月7日
  ⑤引渡日 2017年8月10日
  ⑥取得先  非開示
  ⑦取得資金  借入金
  ⑧支払方法  引渡時全額支払
 ⑨取得の理由
 ・既に、5階から9階における区分所有権、10階における区分所有権の共有持分及び土地の共有持分に係る信託の受益権を保有しており、着実に運用実績を重ねてきました。現在保有する専有部分の面積は、本物件の全専有部分の面積の約31.08%を占めます。持分取得後は、この割合は約32.83%となり、本持分の追加取得は、物件の資産価値・流動性の向上を図る方針に合致するものと判断したようです。

 ・立地の「赤坂」地区は、港区の北東に位置し、地区内及びその外周には東京メトロ「赤坂見附」駅、「赤坂」駅、「溜池山王」駅、同「国会議事堂前」駅、東京メトロ及び都営地下鉄「青山一丁目」駅の5駅に地下鉄6路線が乗り入れており、優れた交通網を形成整備されています。

 また、この地区は中央省庁等の公的機関が集まる「内幸町・霞ヶ関・永田町」地区に隣接するオフィス街として、再開発ビルを中心に商業・業務機能が高度に集積され、良好な環境を形成しています。

 そのなかで本物件は青山通りに近接し、「青山一丁目」駅及び「赤坂見附」駅の双方から近く、東京メトロ銀座線・半蔵門線・丸ノ内線、都営地下鉄大江戸線の4路線が利用可能であるなど交通利便性が高く、さらなる発展が見込まれる立地であると評価しています。


 建物としては日射熱取得率が普通ガラスの1/2となるLow-Eペアガラス(高遮熱断熱複層ガラス)を採用していたり電動ダブルブラインドによる空調効率の向上などが備えられていますが、立地の利便性の比べれば対してメリットの少ないものです。


 既存物件の追加取得なので今の不動産マーケットでは妥当な戦略、稼働率も100%の用なので外部成長判断としては十分頷ける取得ではないでしょうか。