昨日に引き続き2015年12月期のJ-REITの分析をしてみます。

 不動産賃貸事業利益率について分析してみます。不動産賃貸事業利益については決算短信等の財務諸表の注記表をご確認ください。
賃貸事業利益率不動産

 こちらの比率でもフロンティア投資法人、日本リート投資法人の比率が高いのが特徴です。
ここから商業施設(リテール)の変動賃料収入が貢献していることが分かるかと思います。

 オフィス系の日本ビルファンド投資法人は資産運用規模は業界トップなのですが運用力では日本プライムリアルティ投資法人の方が一歩上を行っているという印象です。

 最後に産業ファンドですが実は
「物流施設」は賃貸事業利益率が非常に高いアセットうことが解ります。

不動産賃貸事業利益率グラフ