2018年1月22日に日本再生可能エネルギーインフラ投資法人が2018年2月21日にインフラ施設を取得すると発表しました。

取得予定資産の概要
 ①北斗市本町太陽光発電所 取得価格469百万円、FIT価格32円/kWh
 ②山元第一太陽光発電所 取得価格1,05百万円0、FIT価格36円/kWh 
 ③神栖太陽光発電所 取得価格463百万円、FIT価格36円/kWh
 ④亀山市白木町太陽光発電所 取得価格570百万円、FIT価格36円/kWh
 ⑤鈴鹿市住吉町 A・B 太陽光発電所 取得価格596百万円、FIT価格32円/kWh
 ⑥山神太陽光発電所 取得価格131百万円、FIT価格36円/kWh
 ⑦豊田田籾太陽光発電所 取得価格559百万円、FIT価格36円/kWh
 ⑧大分県宇佐市 1 号・2 号太陽光発電所 取得価格1,576百万円、FIT価格40円/kWh 
 ⑨多気町野中太陽光発電所 取得価格414百万円、FIT価格32円/kWh
 
 今回の取得の目玉は取得各が最も高い大分県宇佐市1号・2号太陽光発電所ですね。FIT価格40円/kWhという好条件で特定契約が結ばれている物件です。 昨年度実績ですが、2017年2月で304,228kWhを発電しており、1番大きい月は5月で470,192kWhを発電しています。
 基本賃料の予想についても記載がありますが、特に取得から2年目の賃料が151百万円、3年目の賃料が150百万なので直ぐに収益拡大に貢献してくれそうですね。

 次いでFIT価格が高い山元第一太陽光発電所、豊田田籾太陽光発電所も悪くないと思います。豊田田籾太陽光発電所も取得から2年目から3年目までがピークなのですが、その後も11値年目まではは21百万円をキープできると試算しているようです。
 
 東急不動産㈱をはじめ第三者の取得が多いですね。これは非常に良いことです。スポンサーに依存しない会社と接点を繋げておくことは外部成長には非常に有力なことです。J-REITの場合、スポンサー自身がJ-REIT依存のビジネスモデルと考えているところが増えています。スポンサーに収益を上げさせる目的で投資家は投資法人に投資している訳ではないということを理解できないようです。その点、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人は今回の公募増資を絡めての取得は全て第三者からの取得という点はAM会社の努力と言って良いと思います。