イオンリート投資法人が2018年1月31日に運用中の2物件イオンモールKYOTOとイオンモール水戸内原についてDBJ Green Building 認証を取得したと発表しました。

イオンモールKYOTO 

 評価★★★★★
 竣工:2010年1月

 地域の皆さまをはじめ、京都を訪れる国内外の来客に快適なショッピング環境を提供するとともに、 地域の交流拠点として様々なイベントや社会貢献活動を実施している点が評価されました。

イオンモール水戸内原


 評価★★★★★
 竣工:2005年11月、2012年12月増築

 「環境と共生するモールづくり」・「地域と共生するモールづくり」をめざし、節水型トイレの導入やLED照明の積極的な採用、太陽光発電システムの導入といった省エネルギー化に取り組んでいるほか、電気自動車充電器ステーションや授乳室・ベビーチェアの設置、地域イベントへの積極的な参加を図っている点が評価されました。

 イオングループでは 2011年3月1日に「イオンサステナビリティ基本方針」を制定しており、環境規制の強化やテナント・顧客の意識変化などを踏まえ、資産運用業務におけるESGへの配慮が中長期的な資産価値の維持向上のために必要不可欠であるという考え方を持っています。
  LED照明については電灯の数が多くなりやすい商業施設においてはコスト削減に有効です。また太陽光発電システムを導入することもと光熱費の削減に繋がるので結果的に賃貸事業利益率が高くなりNOI利回りも向上することになります。コスト削減により内部成長を行う典型的な事例なのでイオンモール水戸内原の利益率は高くなるのではないかと思います。オフィスビルやレジデンスの場合は商業施設に比べると点灯時間自体が短いのでLED照明にしてもその効果は6ヵ月を通しても10万円程度なので1口当たり当期純利益を1円も上げられませんので注意が必要です。

  LED照明についてAM会社のバリューアップ工事の事例で度々取り上げられますが、その工事をすることで投資家さんの利益になるのか?、テナントの満足度向上に繋がるのか?と考えると疑問が多いのが現実です。サスティナビリティ対応も運用物件のアセットタイプに応じて対応していけば良いと感じています。例えばレジデンスやシニア物件については認証資格を取得することがメリットとは考えづらいので無理してコストを負担してまで取りに行く資格か?と思う物件もあります。
 今のJ-REITは横ら並びの方針ばかりなので「取り合えずサスティナビリティ資格をとっておく」という流れが進んでいます。