フロンティア不動産投資法人がサミットストア東長崎店(底地)を取得したと発表しました。

取得資産の概要
  ①取得資産:サミットストア東長崎店(底地)  
  ②取得価格:2,022百万円
  ③鑑定評価額:2,330百万円(2018年4月10日時点)
  ④売買契約締結日:2018年6月8日
  ⑤引渡日:2018年6月8日
  ⑥取得先:非開示
  ⑦取得資金::自己資金 
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:「池袋」駅から2駅(約5分)の西武池袋線「東長崎」駅及び東京メトロ有楽町線・副都心線「千川」駅を最寄りとする、東京都豊島区内の住宅エリアに所在しています。かつての千川上水の名残を伝える桜並木が特徴的な幅員約20m(片側2車線)の幹線道路(都道420号鮫洲大山線)に面する2区画(計約4千㎡)の土地であり、沿道型商業施設立地としての稀少性を有しています。なお、2015年国勢調査に基づく商圏人口は、500m圏15千人、1km圏62千人となっており、近隣商圏型の商業施設が立地するのに充分な人口集積エリアに位置しています。とプレスリリースき記載がありますが、千川駅は最寄り駅ではありません。西武池袋線「東長崎」駅が実質的な最寄り駅となっており、その近隣の住宅街の方がこのサミットの主な顧客です。サミットは東京都内中心に展開しているスーパーマーケットです。

 実際に行ってみたことがある人は分かると思いますが、近隣に不釣り合いなくらい駐車場の大きいスーパーで、以外にお客さんが多いことに驚かされます。実は豊島区の外れのこのエリアでもマンション開発が進んでいるため、住みやすい地域であると思います。底地の取得なので賃料は安定的とは思いますが、仮にサミットが退去した後に次のテナントが見つかるかは別です。近くが本当に住宅街なので代わりを探すのは難しいと思います。しかし、このような物件を取得しなければならない程、不動産マーケットの価格が高騰しているということを表している良い例だと思います。