ジャパンエクセレント投資法人が2018年6月27日に赤坂のオフィスビルを取得しました。

取得資産の概要
 
  ①取得資産:赤坂インターシティAIR 
  ②取得価格:6,590百万円
  ③鑑定評価額:7,180百万円(2018年5月1日時点)
  ④売買契約締結日:2018年6月27日
  ⑤引渡日:2018年7月2日
  ⑥取得先:新日鉄興和不動産㈱
  ⑦取得資金::借入金及び自己資金
  ⑧支払方法:引渡時全額支払
  ⑨立地:、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅(地下通路直結)など 3駅5路線に加え、現在整備中の東京メトロ日比谷線「(仮称)虎ノ門新駅」 (2020 年供用開始予定)も利用可能であり、高い交通利便性を有しています。六本木通りに面しており視認性も高く、赤坂エリアのランドマーク的存在となっています。

 建物自体は、2017年8月に竣工した新築物件です。基準階のオフィス面積は約780坪、天井高2,850mm、OA フロア 150mm、LED 照明等、先進のスペックを備え、また、5,000 ㎡以上の大規模緑地(敷地緑化率50%以上)やコンファレンス、医療・託児施設を設けることで、オフィスワーカーの働きやすい環境を完備しています。

 さらに、日本で初めて実用化された技術を含む 3種類の制振装置等により建築基準法の 1.5倍の安全率を考慮した耐震性能を確保しています。また、災害や送電トラブルが発生しても、耐震性に優れた中圧ガスと重油によるデュアル燃料方式の非常用発電機により最大200時間・45VA/㎡の電力が専用部に供給され、災害時の高い事業継続性を備えています。

 新築の物件のため取得時から既にサスティナビリティに対応している物件ですね。スポンサーからの取得であるため価格が高いですが、競争力は高いと認めざるを得ない物件だと思います。この物件を入れても物件数は30棟なのでもう少し物件数は増やしても良いと思います。

 2017年12月期に赤坂ガーデンシティを売却していますが、結局別の赤坂の物件を取得してしまうというお茶目ぶり、赤坂ガーデンシティは608百万円の売却損を出しているのでこの赤坂インターシティAIRを売却する時は売却損を出さずに売って欲しいですね。