2016年3月15日にのヘルスケア&メディカルの決算が発表されました。
 当初の予想一口当たり2,500円のところ2,730円で着地しました。

 シニア物件は固定賃料での契約が主かと思います。そのためか賃貸事業収入については予測とブレはほとんどありませんが、賃貸事業費用が予測よりも実績が低下しました。ただ単に予測を保守的に行っていたための上振れだと思います。

 決算短信に載っている物件を見てどこかで見たことがあると思っていたのですがポンセジュール○○の物件のうちいくつかはインヴィンシブル投資法人が保有していたシニアアセットだったんですね。

 インヴィンシブル投資法人のプレスリリースの流れを見ていくとインヴィンシブルはシニア アセットを売却後、三井住友銀行㈱中心のシンジケートローンにより資金調達を行っていることから物件売却の見返りによる資金調達であることが用意に想像できるのですが、現在のインヴィンシブルはスポンサーであるフォートレスからホテルを購入することに夢中なようですのでシニアアセットにはもう興味が無いということなのだと思います。

 ヘルスケア&メディカルのAM会社の方がシニアアセットについてのノウハウが多そうなので結果良かったのでは無いかと思います。こちらの方が資金調達で苦悩する可能性は相対的に少ないと思います。