富士物流㈱がホームページで公開中の物流業界ニュースにおいて、国土交通省は国土交通経済の4~5月概況を発表しました。4月の特積みトラック輸送量は549万7729tで前年同月比0.5%減となり4ヵ月連続で減少となりました。宅配貨物3億2719万8000個で2.0%減となったが、これは宅配便調査の対象会社の集計方法が変更になったことで減少したもので、3月以前との連続性がない数値となりました。
 5月の鉄道コンテナは3.0%増の171万1322tとなり、5ヵ月ぶりに増加に転じました。車扱は2.3%増の59万6723tとなり、3ヵ月ぶりの増加。JR全体では2.8%増となり3ヵ月ぶりにプラスに好転しました。
 4月の内航海運の輸送量は、貨物船が1622万3000t(1.4%減)となり、5ヵ月連続の減少。輸送船は1006万t(4.5%減)となり、3ヵ月連続でマイナスが続いています。
 5月の国内航空貨物の輸送量(主要2社速報値)は6万1799t(4.8%減)となり、昨年10月以降8ヵ月連続で減少が続く。直前4ヵ月をみると1月4.4%減、2月7.4%減、3月5.5%減、4月6.7%減と推移し、輸送需要の落ち込みが続いています。
 5月の国際航空貨物(主要3社速報値)は輸出入合わせて15万3241t(0.4%増)となり、3月1.7%減、4月0.4%減に対し、微増ながら3ヵ月ぶりにプラスとなりました。金額ベースでみると輸出は1兆8825億3500万円で7.4%増、輸入は1兆8064億6800万円で13.9%増となりました。
 5月の外航海運の輸出入を金額ベースでみると、輸出は4兆4410億2500万円で8.4%増となり、16ヵ月連続の増加となりました。一方、輸入は5兆975億4900万円で14.1%増となり2ヵ月連続の増加となっています。

 日本貨物運送協同組合連合会のKIT事業部は6月のWebKIT稼働状況確定値によると、荷物(求車)登録件数は11万1683件で、前年同月比3万4551件増(44.79%増)となり、25ヵ月連続で増加しています。依然として高い求車需要が続いており、輸送力の供給不足がが続いています。
 荷物の成約件数は2万2295件で3295件増(17.34%増)となり、WebKITの利用拡大が続いています。成約率は19.96%で、前年同月比は4・67ポイント低下し前月比は1.27ポイント上昇しました。物流業界の人材・トラック不足は続いていますが物流施設のテナントの業績は好調なのではないかと思います。しかし、輸送がトラックから鉄道に推移しているので駅の近場に立地することが必ずしもメリットではなかった物流施設も駅近に建設する流れができてくるかもしれませんね。