2018年9月14日にヘルスケア&メディカル投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり分配金が2,6490円のところ2,699円で着地しました。
当初の予想一口当たり分配金が2,6490円のところ2,699円で着地しました。
物件取得が進まないのはスポンサーの都合では?
2018年7月期においては、新たな資産の取得・譲渡は行っていません。 2018年7月期末現在25物件を保有しており、総賃貸可能面積120,490.48㎡、総テナント数31テナント、稼働率100.0%となっています。2018年7月期の実績として、営業収益1,267百万円、営業利益625百万円、経常利益522百万円、当期純利益521百万円となりました。
政府も、「住生活基本計画(全国計画)」の中で、高齢者向け住宅の充足率を2014年において2.1%であったものを、2025年には4%に引き上げるとの成果指標を提示しています。政府目標もあり、介護施設の数も増えているにもかかわらずJ-REITとしてはまったくといって良いほど物件の取得に結びついていません。これは投資法人がスポンサーの開発した物件の取得に拘り続けているため高齢化社会または介護問題に対してJ-REITとして全く貢献できていないと感じます。特にシニア系J-REITの場合は資産の取得自体が社会貢献になると思うのですが第三者からの取得はできれば避けたいという本音が見えてきます。
格付けはA(安定的)で変更無し
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