2019年11月19日に日本リテールファンド投資法人が運用中の物件川崎ルフロンが2020年に夏に水族館がオープンすると発表しました。水族館の名称はmizoo(ミズー)川崎水族館に決定しました。

テーマは「世界の美しい水辺」 

 ウェブサイトのPR TIMEによると「mizoo 川崎水族館」では、川崎市を流れる多摩川から、アジア、アフリカ、はるか南米・アマゾンの熱帯雨林まで、世界の様々な環境に暮らす生きものを、最新の照明・音響・映像技術を駆使して魅力的に展示し、「世界の美しい水辺」を再現します。都会に居ながら、世界の水辺を旅するかのように、新感覚のエンターテインメントを体感することができます。巧みに再現された自然を五感で感じ、魚や動物、植物と出会うことで、生きものの面白さや奥深さに気づき、驚く。生きものの不思議に触れ、楽しみながら自然環境の大切さを学ぶことができる、唯一無二のネイチャーエンターテインメント施設が誕生します。

最新技術で世界の美しい水辺を再現

 光・音・映像技術を駆使し、多摩川や、アジア、アフリカ、南米・アマゾンなど世界の様々な地域の美しい水辺をリアルに再現。空間全体に施された演出と生きものが融合した各ゾーンの自然環境に没入することで、実際にその地域を訪れ、世界の水辺を旅しているかのような感覚を体感できるとしています。

訪れるたび新しい発見に満ちた水族館

 最先端のテクノロジーを駆使した空間演出は、日中・夜と時間と共に変化し、ゲストが訪れるたびに新しい発見や驚きを提供します。夜行性の生きものの生態の魅力に触れることのできる夜の時間帯の訪問も楽しみ方のひとつです。

施設に併設するカフェ、レストラン、スーベニアショップ

 施設には、2つのカフェ、レストラン、スーベニアショップが併設されます。自然環境や生きものへの想いを込めたテーマ性のある店舗の展開を予定しております。カフェとレストランは、展示鑑賞の合間や、お買い物の休憩に利用できます。

 直近の2019年8月期決算では資本的支出の予定として2,113百万円の大規模な支出を予定しており、集客が上手く進めば大きな賃料収入を確保することができると思います。2020年2月期には204百万円の賃料等増が見込まれており、更に2020年8月期は賃料等は149百万円増となる予定です。もちろん資本的支出工事の減価償却費負担も上がるはずなのですが、なぜかリニューアル費用も減少すると予想しており(水道光熱費等も換算するとトータルでは賃貸事業費用は削減する方向になるということだと考えられます)、日本リテールファンド投資法人の注目物件であることは間違いありません。実際に分配金として跳ね返ってくるのは2020年8月期からなので今は様子というところだと思います。

◆◆◆施設概要◆◆◆
◇名称:「mizoo(ミズー)川崎水族館」
◇開業時期:2020年夏(予定)
◇所在地:〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町1−11「川崎ルフロン」9-10階
◇営業時間:10:00-22:00(最終入館は21:00)(予定)