ジャパンエクセレント投資法人が2020年1月6日に大阪の商業施設2棟の取得を発表しました。
取得資産の概要
①取得資産:グランフロント大阪(うめきた広場・南館)(共有持分2.45%相当)
②取得価格:4,868百万円
③鑑定評価額:5,050百万円(2019年11月1日時点)
④売買契約締結日:2020年1月6日
⑤引渡日:2020年2月3日
⑥取得先:日鉄興和不動産㈱
⑦取得資金:新投資口発行の手取金及び自己資金
⑧支払方法:引渡時全額支払
①取得資産:グランフロント大阪(北館)(共有持分2.45%相当)
②取得価格:3,982百万円
③鑑定評価額:4,140百万円(2019年11月1日時点)
④売買契約締結日:2020年1月6日
⑤引渡日:2020年2月3日
⑥取得先:日鉄興和不動産㈱
⑦取得資金:新投資口発行の手取金及び自己資金
⑧支払方法:引渡時全額支払
公募による新投資口発行(一般募集)
①募集投資口数:43,000口
②発行価格:未定
③発行価格の総額:未定
④払込金額(発行価額):未定 上記②と併せて2020年1月15日(水)から2020年1月20日(月)までのいずれかの日に開催する役員会において決定。
⑤払込金額(発行価額)の総額:未定
⑥募集方法:一般募集とし、みずほ証券㈱(主幹事証券会社)、野村證券㈱、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱、SMBC日興証券㈱及び水戸証券㈱に全投資口を買取引受けさせる。
⑦申込単位:1口以上1口単位
⑧申込期間:2020年1月16日(木)から2020年1月17日(金)まで
⑨払込期日:2020年1月21日(火)
投資口の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)
①売出人:みずほ証券㈱
②売出投資口数:4,300口
売出投資口数は、一般募集に伴い、その需要状況等を勘案し、みずほ証券㈱が行うオーバーアロットメントによる売出しの口数。 売出投資口数はオーバーアロットメントによる売出しの上限口数を示したものであり、需要状況等により減少することがあり、又はオーバーアロットメントによる売出しそのものが行われない場合もある。
③売出価格:未定 一般募集における発行価格と同一。
④売出価額の総額:未定
⑤売出方法:一般募集に伴い、その需要状況等を勘案し、みずほ証券㈱が投資法人の投資主である日鉄興和不動産㈱より4,300口を上限として借り入れる予定の投資法人の投資口の売出しを行う。
⑥申込期間:一般募集における申込期間と同一。
⑦受渡期日:一般募集における払込期日の翌営業日。
建物は違えど、ほぼ同一物件の取得ですね。立地エリアについてはJR「大阪」駅とペデストリアンデッキで直結しており、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅及びOsaka Metro御堂筋線「梅田」駅からも至近の交通利便性を有しています。本2物件が所在する「梅田エリア」は西日本最大のターミナルが所在するエリアであり、この2物件は当該エリアのランドマーク的存在となっています。
また、この2物件に隣接する「うめきた2期」再開発エリアにおいても開発計画が進んでおり、2023年春に新駅(仮称「北梅田」駅)の開業も予定されていることから、周辺は成長ポテンシャルが期待できるエリアとなっています。
また、この2物件に隣接する「うめきた2期」再開発エリアにおいても開発計画が進んでおり、2023年春に新駅(仮称「北梅田」駅)の開業も予定されていることから、周辺は成長ポテンシャルが期待できるエリアとなっています。
スポンサー自慢の開発物件の取得ということもあり、ジャパンエクセレント投資法人の目玉物件であることは間違いないですね。どちらともテナントの賃料は非開示となっていますが、稼動率はほぼ100%という状況という点も好評価だと思います。
また、プレスリリース上は取得資金は新投資口発行の手取金と自己資金ということで借入金や投資法人債等といった有利子負債にてレバレッジを効かせての取得ではないという点で、物件取得分は素直に分配金の上昇に繋がるのでジャパンエクセレント投資法人の投資家さんにとってはポジティブな取得だと思います。
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