GLP投資法人が資産の運用を委託する資産運用会社であるGLPジャパン・アドバイザーズ㈱は、ブリッジスキームを通じ、GLP八千代Ⅱ取得に関して、ブルーロジスティクス5合同会社に対して、「購入意向表明書」を提出し、物件の取得に関する優先交渉権を新たに取得したと発表しました。

20200606GLP八千代Ⅱ
【引用元:GLP投資法人HPより】

物件の概要
 
 物件名:GLP八千代Ⅱ
 特定資産の種類:不動産信託受益権
 所在地:千葉県八千代市緑が丘西8丁目7番2他
 土地面積:28,039.03㎡
 建築時期:2020年3月9日
 延床面積:54,406.44㎡

優先交渉権取得の背景・理由

 GLP投資法人は、外部成長戦略として、スポンサーである日本GLP㈱の開発物件と第三者物件の取得によるポートフォリオの質と収益性の向上の両立を企図した資産規模の拡大を目指しています。資産運用会社は、Optimal Takeout Arrangement(OTA)によるブリッジスキーム34を活用し、日本GLPが開発した物件の取得に関して、2024年11月末日を優先交渉期限とする優先交渉権を新たに取得。

 OTAはGLP投資法人が2015年7月に優良物件の取得機会確保のためのブリッジスキームの1つです。将来における投資法人の取得予定資産について、ブリッジ会社に一時的に保有してもらうことにより、投資法人が指定したタイミングで、かつ、取得価格を一定程度低減させた形で、当該物件を取得することができる仕組みです。カッコ良いオリジナルの名前にしていますが、従来でいうところの「ウェアハウジング機能」のことです。

 GLP八千代Ⅱは、千葉エリアへの地域配送に加えて首都圏並びに全国への広域配送にも適した立地にあるBTS型の先進的物流施設です。物件は開発計画の早期段階から、ファッションの通販サイト、LOCONDO.jpを運営する㈱ロコンドが全国配送拠点として賃貸することが決定しており、現在、同社の専用施設として利用されています。聞いたことあるなあと思ったら㈱ロコンドは楽天市場やヤフーショッピングでも出店していますね。自社サイトでもアパレル商品を販売しているので商品を抱えるための物流施設を持つ必要があるようです。(在庫を抱えすぎない努力はしているようですが)
 
 優先交渉権の取得により、資産運用会社は、GLP投資法人の安定的な収益を生み出す、優良な先進的物流施設の取得機会の確保を企図するとしています。スポンサーSPCとの優先交渉権締結なのでまあJ-REITがGLP八千代を取得することはGLPグループとしては既定路線だと感じます。