2020年7月は1日中晴れだった日は1日しか無かったようです。また、気象庁の発表によると7月の日本の天候は、「令和2年7月豪雨」が発生し、降水量は東・西日本でかなり多くなりました。日照時間は、北日本太平洋側と東・西日本でかなり少なくなりました。気温は、西日本でかなり低く、東日本で低くなりました。

 梅雨前線や東からの湿った気流の影響を受けやすかったため、月間日照時間は北日本太平洋側と東・西日本でかなり少なくなりました。東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では、それぞれ7月として1946年の統計開始以来第1位の寡照となりました。
 曇りや雨の日が多く、北からの冷たい空気の影響を受ける時期もあったため、月平均気温は西日本でかなり低く、東日本で低くなりました。一方、太平洋高気圧に覆われて晴れた時期があった沖縄・奄美では高くなりました。

インフラファンドの2020年7月の発電実績

タカラレーベン・インフラ投資法人

物件数:32件 
パネル出力:106,688MW
想定発電量:11,120,235kWh
発電電力量:8,001,235kWh
差異:▲3,119,001kWh

いちごグリーンインフラ投資法人

物件数:15件 
パネル出力:29.43MW
想定発電量:3,383,411kWh
発電電力量:3,052,570kWh
差異:▲330,841kWh

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人

物件数:21件 
パネル出力:119.71MW
想定発電量:13,055,868kWh
発電電力量:9,785,400kWh
差異:▲3,270,468kWh

東京インフラ・エネルギー投資法人

物件数:5件 
パネル出力:20,072MW
想定発電量:2,122,354kWh
発電電力量:1,491,063kWh
差異:▲631,291kWh

エネクス・インフラ投資法人

物件数:6件 
パネル出力:40,289MW
想定発電量:4,336,439kWh
発電電力量:2,852,138kWh
差異:▲1,484,301kWh

ジャパン・インフラファンド投資法人

物件数:15件 
パネル出力:30,497MW
想定発電量:3,120,261kWh
発電電力量:2,287,966kWh
差異:▲832,295kWh

 すべてのインフラファンドで実績が想定を下回る発電量となっています。まあ、固定賃料がベースなので売電がいくらになろうが固定賃料分はまかなえるので分配金への影響は少ないと思います。そして8月は通例として想定よりも上回る実績になるのではないかなあと個人的には思ったりしています。
 インフラファンドはコロナウイルスの影響を受けない(ただの無人発電所なので受けようが無い)ので安全資産として多少は人気が高まるかと思いましたが、やはり天候によるリスクが高すぎるせいか結局資金の逃避先は金になってしまうんですよね。