2021年1月19日にSOSiLA物流リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,363円のところ2,390円で着地しました。
尚、利益超過分配金211円が含まれています。

他所には頼らず住友商事グループでの運用に自身を持つ
20210125SOSiLA物流リート投資法人財務指標

 2020年11月期は2020年10月16日に、(仮称)平塚ラストマイルセンターを取得価格1,200百万円で取得しました。この結果、投資法人が当期末現在で保有する物件は8物件、取得価格の合計は77,764百万円となっています。また、2020年11月13日にSOSiLA海老名、SOSiLA西淀川Ⅱの2棟を2020年12月4日に取得することを発表し、2020年11月期は外部成長に力を入れました。

2020年12月4日取得物件
 ①名称:SOSiLA海老名(準共有持分62%)、取得価格:14,694百万円
 ②名称:SOSiLA西淀川Ⅱ、取得価格:8,404百万円

 期中の運営については特に問題点も無いよで、2020年11月期末における保有8物件の稼働率は100.0%でした。業績は、営業収益2,354百万円、営業利益1,215百万円、経常利益1,121百万円、当期純利益1,120百万円となりました。そもそも築年数が短い物件が多いというところもありますが、内部成長の強みとしてスポンサーの住友商事グループにより、開発から運営管理まで一気通貫して行う住友商事グループのマネジメントによって、顧客のニーズを活かした物流施設のリーシングが可能であり、外部のプロパティ・マネジメント会社等に頼ることなく、物流施設の稼働率を高めることが可能と述べており、現状リーシングやテナント退去の問題が起こっていないことは素晴らしいですね。


利益超過分配金を利用し競合REITに肉薄中
 
 2020年11月期の財務面も前期に続きスポンサーである住友商事が有する高い信用力を背景に、また、住友商事グループが有する金融機関とのリレーションも必要に応じて活用することで、金融機関と良好な関係を構築することを企図しています。2020年9月30日に、短期借入金3,500百万円の期限前弁済を行いました。この結果、2020年11月期末の借入金残高は、29,500百万円となり、LTVは34.9%となっています。2020年11月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付の見通し:安定的

 また、SOSiLA物流リート投資法人は減価償却費の30%を目途とした継続的な利益超過分配によって、安定的な分配金水準の確保及び効率的なキャッシュマネジメントを目指すということを財務戦略として掲げているため継続的に利益超過分配金が発生します。2020年11月期は1口当たり211円が出資の払戻しという形で分配金に上乗せされていいます。利益超過分配金を利用し競合である日本ロジスティクスファンド投資法人や産業ファンド投資法人といった物流系J-REITに肉薄しています。

 2020年12月1日、2020年12月29日には公募増資の払い込みが完了し投資口が合計97,335口増加しています。2021年1月14日時点のSOSiLA物流リート投資法人の出資総額(純額)は62,128百万円、発行済投資口の総口数は611,685口となりました。