2021年4月1日に産業ファンド投資法人に運用中のIIFつくばマニュファクチュアリングセンターの底地を売却すると発表しました。

譲渡資産の概要
20210408IIFつくばマニュファクチュアリングセンター
【出典:産業ファンド投資法人HPより】

  ①譲渡資産:IIFつくばマニュファクチュアリングセンター(底地)
  ②譲渡価格:1,320百万円 
  ③帳簿価額:957百万円(2021年1月時点)
  ④売買契約締結日:2021年4月1日
  ⑤引渡日:2021年4月16日
  ⑥売却先:国内事業会社
  ⑦支払方法:引渡時全額支払 
  ⑧譲渡理由:産業ファンド投資法人のポートフォリオに与える影響を総合的に鑑みた結果、国内事業会社へ譲渡することを決定しました。この底地は2019年1月の取得以降、安定運用を継続していますが、中期的な運用方針(将来の中途解約の可能性を含む)を検討する中で、売却先から帳簿価額を37.8%上回る譲渡価格での売買提案を受けたことから、今後の収益性の維持・向上の観点において、物件を中長期的に運用することと譲渡することとを比較検討した結果、早期の譲渡による含み益の実現が投資主価値向上に資するものと判断し、国内事業会社へ売却することを決定しました。尚、売却により得られる資金は、将来の物件取得等、投資主価値の向上にむけた各種施策に活用していくということです。

 2021年1月末時点の鑑定評価額が1,310百万円なので鑑定評価額を超える価格で売却できるので良い判断だと思います。底地の所有権の移転はだいたいその上にある建物の所有者なのでだいたい創造できるのではないでしょうか。テナントであるIDEC㈱ですが、この会社は大阪に本社を置く、電気機器のメーカーです。工場も兵庫県に集中しています。子会社の方で販売ネットワークを構築しているようですが、2020年12月-2021年1月にかけて大規模な営業所の廃止が行われました。産業ファンド投資法人としても上物のテナントであるIDEC㈱が今後もIIFつくばマニュファクチュアリングセンターに入居する可能性はかなり低いと考えたのではないでしょうか。