2021年4月14日にラサールロジポート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が5,330円のところ5,410円で着地しました。
尚、利益超過分配金228円が含まれています。

4棟取得で資産規模は大きく拡大

 2021年2月期の物流施設の運用環境は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により、国内外の経済が減速し、世界的な金融緩和による資本市場のボラティリティの高まりが継続しています。人々の生活様式や消費行動にも影響を及ぼしており、個人消費については、Eコマースの成長が加速する一方、飲食・宿泊等のサービスは減少傾向にあり、ホテルや商業施設を中心に不動産賃貸市場にも大きく影響を及ぼしています。物流不動産についてはEコマースの成長等を背景に、旺盛な賃貸需要が創出されており、首都圏、近畿圏において空室率は低水準で推移しています。
 外部成長は2020年9月4日にロジポート川崎ベイ(取得価格32,200百万円)、ロジポート川崎ベイ(取得価格8,580百万円)、ロジポート尼崎(取得価格23,618百万円)、ロジポート堺(取得価格12,075百万円)の取得を行いました。また、2020年9月3日に住之江(底地)(譲渡価格4,620百万円)行いました。
 2021年2月期の投資法人の運用実績は、期末までの保有18物件(取得価格合計317,829百万円、賃貸可能面積1,342,134㎡)の運用を着実に行い、ポートフォリオ全体の2021年2月期末時点の稼働率は99.0%と良好な稼働状況です。テナント数は158テナントとテナント分散が図られたポートフォリオとなっています。2021年2月の運用期間は、2020年9月1日から2021年2月28日までの181日間であり、当期における営業収益は9,504百万円、営業利益は5,316百万円、経常利益は4,668百万円、当期純利益は4,667百万円となりました。


格付け見通しはポジティブへ
20210423ラサールロジポート投資法人NAV倍率推移

 2021年2月期は、2020年9月1日を払込期日とする公募増資により44,710百万円を、2020年9月29日を払込期日とする第三者割当増資により2,235百万円をそれぞれ調達し、当期末時点の出資総額(純額)は186,207百万円となりました。2021期において取得した物件は、4物件であり(ロジポート川崎ベイ、ロジポート新守谷、ロジポート尼崎(追加取得)、ロジポート堺)、かかる4物件の取得資金及び関連費用の一部に充当するために、2020年9月に34,100百万円の借入れを行いました。また、住之江(底地)を譲渡し、譲渡資金の一部を上記4物件の取得資金及び関連費用の一部に充当しています。加えて、2021年2月に総額13,390百万円の借入を行い、その借入を原資として同額の13,390百万円の返済を行い、2021年2月16日付で発行した第7回無担保投資法人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)(発行総額2,000百万円)による手取金を原資の一部として、2,000百万円の期限前弁済
に充当しています。
 上記の結果、2021年2月期末における本投資法人の有利子負債の残高は146,344百万円、LTVは42.4%となりました。2021年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付の見通し:ポジティブ