産業ファンド投資法人が、2021年7月7日付で公表したプレスリリース「IIF厚木ロジスティクスセンターⅢ 再開発プロジェクトについて」において、IIF厚木ロジスティクスセンターⅢにおける再開発事業の実施の決定と、テナントである東京ロジファクトリ―との間での定期建物賃貸借予約契約の締結をしたと発表しました。

 また、IIF厚木ロジスティクスセンターⅢにおいてエンドテナントとしてオイシックス・ラ・大地株式会社の入居が決定しました。エンドテナント仕様のBTS型物流施設の再開発として合意済であり、今後3温度帯に対応可能な冷凍冷蔵倉庫を新設予定であるということです。

 産業ファンド投資法人は、東京システム運輸グループの大手物流3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)であるテナントとともに、テナントとの定期建物賃貸借契約満了後の物件の利用について、協議してきました。結果として、テナント及び食品宅配サービスを展開するオイシックス・ラ・大地㈱との間で、事業実施について合意に至り、エンドテナント仕様の冷凍冷蔵倉庫を新設する予定です。エンドテナントは、2021年10月稼働予定の神奈川県海老名市の新規冷蔵物流施設に続き、物件は新規冷凍物流施設として2023年秋の稼働を予定しており、自動化推進による物流費削減効果と 2021年3月対比で3倍の冷凍出荷の確保を計画しているということです。

 また、産業ファンド投資法人は、今回の再開発事業にかかる設計業務・工事請負業務について、鈴与グループの鈴与建設株式会社へ発注する予定です。加えて、マテリアルハンドリング機器のベンダーも開発に参画することで物流施設の開発にかかるコストの軽減を図ります。
 今回の事業は、テナント及び鈴与建設との良好なリレーションシップから、エンドテナントの拠点新設ニーズを掴み、4社で協議を重ねたことにより実現に至ったプロジェクトです。再開発後のテナント及びエンドテナントを予め確保した上で再開発に取り組むことにより、物件の収益拡大、長期安定的な契約の継続、資産価値向上の実現及び4社のリレーション深化が同時に可能とということです。

 ここで言うテナントは東京システム運輸HD㈱で、エンドテナンとはオイシックス・ラ・大地㈱ということになります。東京システム運輸HD㈱からオイシックス・ラ・大地㈱へ転貸が行われる形態になると考えられます。
 3PL(Third Party Logisticsサード・パーティ・ロジスティクス)とは、第3者(サードパーティ)が荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略や物流システムの構築などを提案し、荷主企業のロジスティクス全体を包括的に請け負う業態を言います。


事業のスキームとスケジュール(予定)
20210819IIF厚木ロジスティクスセンターⅢ再開発スケジュール

 定期建物賃貸借予約契約締結:2021年7月7日
 基本設計・実施設計:2021年7月~12月(予定)
 工事請負契約締結:2022年1月(予定)
 建築確認申請:2022年1月(予定)
 解体工事期間:2022年2月~2022年4月(予定)
 新築工事期間:2022年5月~2023年9月(予定)
 新規運用開始:2023年10月(予定)