観光庁が2021年10月29日に宿泊旅行統計調査(令和3年8月・第2次速報、令和3年9月・第1次速報)を発表しましたのでご紹介します。

URL 観光庁-宿泊旅行統計調査(2021年9月)

20211106延べ宿泊者数推移2021年9月

 2021年8月の延べ宿泊者数(全体)は、3,098万人泊、2019年同月比-51.0%(前年同月比+8.3%)となりました。また、2021年9月の速報版は、2,269万人泊、 2019年同月比-53.5%(前年同月比-20.5%)でした。日本人延べ宿泊者数は、8月は、3,039万人泊、 2019年同月比-43.5%(前年同月比+7.2%)となっています。また、9月速報は、2,241万人泊、 2019年同月比-44.7%(前年同月比-20.9%)となりました。
 外国人延べ宿泊者数は、8月は、59万人泊、 2019年同月比-93.8%(前年同月比+133.8%)となりました。また、9月は、28万人泊、 2019年同月比-96.6%(前年同月比+26.0%)となっています。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は1.9%となっています。
 日本人延べ宿泊者数は、3,039万人泊であり、対前年同月比を都道府県別でみると最高は大阪府、次いで東京都、愛知県、富山県、山梨県の順となりました。
 8月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位がアメリカ、第2位が中国、第3位が英国、第4位がフランス、第5位がフィリピンで、上位5ヵ国・地域で全体の39.2%を占めています。前年同月比では大幅に拡大している国籍(出身地)が多くなっているが、2019年同月比ではほとんどの国籍(出身地)において7~9割程度減少しています。

20211106施設タイプ別客室稼働率2021年9月
 
 2021年年8月の客室稼働率は全体で36.2%であった。また、令和3年9月は全体で31.3%となりました。各施設タイプ別の客室稼働率TOP5は以下と通りです。

旅館:1.島根県40.6%、2.和歌山県:38.6%、3.静岡県35.2%、4.三重県34.5%、5.千葉県34.3%

リゾートホテル:1.徳島県68.3%、2.茨城県59.2%、3.島根県58.0%、4.山口県55.3%、5.和歌山県53.2%

ビジネスホテル:1.福井県63.2%、2.秋田県62.5%、3.新潟県60.3%、4.青森県59.3%、5.島根県58.8%

シティホテル:1.和歌山県63.4%、2.秋田県63.1%、3.佐賀県57.7%、4.長野県56.1%、5.鳥取県53.7%

簡易宿泊所:1.神奈川県46.1%、2.山口県33.6%、3.和歌山県31.7%、4.和歌山県30.7%、5.青森県30.6%
 
 8月を過ぎたということもあり客室稼働率はどの施設タイプも減少しています。しかし、TOP5は先月と多少の入り繰りはあるものの中国・四国地方、東北地方は高くなっています。8月にお休みを取れなかった方や、短いかったものの有休を利用してのシルバーウィークで外出された方も多かったのではないかと考えられます。一応、緊急事態宣言は発令されていましたし、まん防の規制もありましたが、実際には皆さん新型コロナワクチン接種後に外出されていたものと考えられます。もちろん接種せずに外出された方もいるとは思いますが・・・。2021年10月25日からからは飲食店の営業時間の短縮要請が解除され、、酒類提供の制限もほぼ無くなったことでホテル・商業施設これらと隣接する複合施設等ほぼ1年ぶりに通常稼働になります。早くこれまで通りに分配金の上昇が期待できるようになって頂きたいですね。