大和証券リビング投資法人の運用中のみんなの家・大宮つつじヶ丘公園についてオペレーターのリブランドに伴い物件名称が「夢眠おおみやきた」に変更すると発表しました。

20211125みんなの家・大宮つつじヶ丘公園
【出典:大和証券リビング投資法人HPより】

 みんなの家・大宮つつじヶ丘公園の現テナント(オペレーター)であるALSOK介護㈱の運営方針変更に伴い、原契約に基づきテナントの転貸借を承諾するもの。転貸先の選定にあたっては、経済条件等を総合的に判断し、複数の候補先から㈱夢眠ホームを選定していることを確認しており、投資法人の定める選定基準に合致することも確認済み。
 なお、2022年3月1日(予定)から転貸先の運営方針に沿った施設運営・入居者募集が行われる予定で、今後転貸先への移行が円滑に完了した段階で、転貸先との直接賃貸借契約締結に向けた協議を開始する予定。

転貸先の内容

 ①転貸先:㈱夢眠ホーム
 ②契約形態:普通建物賃貸借契約
 ③契約期間:2012年3月1日から2037年2月28日まで
 ④賃料 非開示:変更無し
 ⑤敷金・保証金:非開示(変更無し)
 ⑥賃貸可能面積:1800.03㎡(変更無し)
 ⑦投資法人の総賃貸可能面積に占める割合:0.2%

 当該移行期間においても、投資法人にとっての安定的な賃料収入の蓋然性を高めるべく、ALSOK介護との賃貸者契約をベースとした転貸借という方式を採用。また、投資法人で保有し、現テナント(オペレーター)であるALSOK介護㈱が運営する別の施設である「みんなの家・中央区円阿弥」については、今後の運営方針とも合致しており、引き続き施設運営を継続する方針。

 ALSOK介護㈱の運営方針の変更ということですが、経営が上手くいっていないという訳では無さそうです。綜合警備保障㈱(ALSOK)はセキュリティ事業、総合管理・防災事業、介護事業の3つのセグメントで構成されています。介護事業は3番目の規模です。介護事業は2022年3月期第3Qの売上高は20,801百万円に対してセグメント利益は1,033百万円と低めです。前年同期が売上高は13,623百万円に対してセグメント利益は139百万円なので好調に伸長したということが分かります。

 綜合警備保障㈱的には「ALSOKの介護」というブランドで売っていますが、2020年12月に三菱地所㈱、㈱日本ケアサプライとの合意した介護等高齢者生活支援事業に係る資本業務提携が関与しているのではないかと思います。三菱地所㈱、㈱日本ケアサプライのメイン事業と被っていることから手放したのではないかと思います。転貸なので人的リソースをより収益性の高い施設に集約するという可能性もありますけけどね。

 夢眠ホームはムーミンホームと読むらしいのですが、調べてみると人材募集のサイトばかりが引っ掛かりますね。夢眠ホームは全国に介護施設を展開しているので人手不足の介護業界ということもあり人材は欲しいとは思いますが、本当に施設運営・入居者募集が上手くいくのか若干不安な面がありますね。みんなの家・大宮つつじヶ丘公園は現在満室のようなので是非これを維持していった頂きたいですね。