2022年2月2日にしんきんアセットマネジメントよりJ-REITマーケットレポートが開示されましたのでご紹介致します。


 2021年1月のJ-REIT市場は、大きく値を崩したものの、下旬は下げ幅を縮小しました。東証REIT指数は、年明け4日には約2か月ぶりの高値まで上昇しましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC、12月開催)の議事要旨で、従来の想定より早い利上げや、米国債などの保有資産の規模を縮小する量的引締めの早期開始が示唆されたことを受けて、米長期金利が上昇したことをきっかけに、売りが優勢になりました。その後も新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、東京都などへの「まん延防止等重点措置」の適用などを嫌気し、21日には、東証REIT指数は一時1,800ポイントを割り込みました。ただ、その後は値ごろ感からの買いが広がり、下げ幅を縮小する動きになりました。
 今後は、戻りを探る動きを予想されています。米国では3月にも利上げが開始されるとみられますが、日銀は現行の大規模な金融緩和を堅持する姿勢を示していることから、国内金利の一段の上昇は限定的とみられます。長期金利は上昇したとはいえ、依然として低位で推移することが見込まれる中、Jリートの予想分配金利回りは3%台後半で推移しており、利回り面での魅力は相対的に高い状況です。また、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いてくると、買戻しが強まることも想定されます。12月の東京都心のオフィス空室率が2か月連続で改善したことも安心材料です。とはいえ、新型コロナの動向に加え、米金融政策をめぐる思わくに振らされることには、引き続き注意が必要だと述べています。

1月の主要指標
20220207しんきんアセットJ-REITマーケットレポート2022年1月

 東証REIT指数
  1,946.81円前月比(▲5.8%)

 東証REIT指数(用途別)  
  オフィス   1,819.63(前月比▲3.7%)
  住宅     3,056.94(前月比▲8.9%)
  商業・物流等 2,479.69(前月比▲6.9%)