2022年2月17日にジャパンエクセレント投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,800円のところ2,843円で着地しました。

トップライン(営業収益)は上昇の兆し

 2021年12月に札幌大手町ビル(取得価格40.6億円)を取得しました。緊急事態宣言等によるリーシング活動の停滞の影響を受け、当期末の稼働率は93.1%と前期末比で3.3ポイント低下となりました。現時点において空室のある物件及び空室の発生が見込まれる物件については、スポンサーとの連携、物件による難易度等を勘案した弾力的な条件設定等により、早期の埋め戻しに注力していきます。賃料更改については、退去の防遏を最優先に柔軟に対応することとしていますが、環境好転時には機動的に見直しを行う方針を示しており、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえたテナントからの要請につきましては、引き続ききめ細かく相談に応じつつ、個別に対応を検討していくと述べています。
 2021年12月期末における投資法人の全保有運用資産は36件、取得価格総額は2,866億円、総賃貸可能面積は341,069.62㎡(103,173.56坪)となっています。業績は、営業収益10,666百万円、営業利益4,485百万円、経常利益3,846百万円、当期純利益3,846百万円となりました。


LTVは継続して42.7%を維持
20220224ジャパンエクセレント投資法人LTV・DSCR推移

 デッドにおいては長期かつ固定金利にて資金調達することを基本とし、中長期に安定かつ健全な財務運営に取り組んでいます。2021年12月期は、資産規模拡大の一環として、2021年12月に札幌大手町ビルを40.6億円で取得しましたが、取得資金については、資産効率の向上を企図して、全額手元資金を充当しました。また、同年11~12月末には返済期限の到来した長期借入金合計95.1億円について、新たにグリーンファイナンス・フレームワークを設定の上、オフィスリートとしては初となるグリーンローンでのシンジケーション方式による長期借入金(返済期間4年・37.6億円、返済期間8年・57.5億円)の借換えを実施しました。
 これらの結果、2021年12月期末における有利子負債平均残存期間は4.4年(対前期末比不変)、期末平均有利子負債金利は0.73%(対前期末比0.01ポイント低下)、LTVは42.7%(対前期末比不変)となりました。なお、投資法人は、資金調達の安定化及びリファイナンスリスク軽減を図るべく、従来から継続して借入極度額140億円のコミットメントラインを設定しています。