大和証券オフィス投資法人とジャパンエクセレント投資法人が2022年3月の自己投資口の取得状況について開示しています。

大和証券オフィス投資法人2022年3月の自己投資口の取得状況

①取得した投資口の総数:4,849口
②投資口の取得価額の総額:3,506,624,000円
③取得期間:2022年3月1日~2022年3月31日(約定ベース)
④取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け

全取得期間における自己投資口の取得状況

①取得した投資口の総数:5,559口
②投資口の取得価額の総額:3,999,924,000円
③取得期間:2022年2月25日~2022年3月31日(約定ベース)
④取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け


ジャパンエクセレント投資法人2022年3月の自己投資口の取得状況

①取得した投資口の総数:8,804口
②投資口の取得価額の総額:1,138,467,800円
③取得期間:2022年3月1日~2022年3月31日(約定ベース)
④取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け

全取得期間における自己投資口の取得状況

①取得した投資口の総数:12,066口
②投資口の取得価額の総額:1,553,005,900円
③取得期間:2022年2月18日~2022年3月31日(約定ベース)
④取得方法:証券会社との取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付け

 最近は円安の影響か投資口価格も戻りつつある状況です。それでも泥沼となっているロシア-ウクライナ間の問題でいつロシアorNATOが変な動きをしないとも限らないのですが、それでも大和証券オフィス投資法人、ジャパンエクセレント投資法人にとっては引き続き投資口価格が好調なら自己投資口を無理に取得することはなくなるし、既存の投資主には投資家フレンドリーをアピールできたので自己投資口取得をリリースした2022年2月はタイミングとしては良かったのではないでしょうか。

 しかし、この2つは主力がオフィスビル。ジャパンエクセレント投資法人は稼働率の悪化が目立ってしまっているのでリーシングで成約が上手くいったごとにプレスリリースを出すだけでも投資口価格の維持には効果がある気がします。