2022年7月5日にマリモ地方創生リート投資法人が熊本のレジデンスを取得しました。
取得物件の概要

①物件名称:アルティザ熊本新町
②取得予定価格:520百万円
③鑑定評価額:524百万円(2022年3月時点)
④売買契約締結日:2022年6月30日
⑤取得日:2022年7月5日
⑥取得先:非開示
⑦取得資金:借入金及び自己資金
⑧決済方法:引渡時一括
⑨立地:アルティザ熊本新町は熊本市交通局上熊本線「蔚山町」停留所より徒歩4分に位置し、熊本市中心部からも徒歩圏内にあるなど、都心接近性に恵まれた立地にあります。また対象不動産は南東方にスーパー、ドラックストア、飲食・物販店舗等が入居する複合商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」が存する等、生活利便性も良好であるうえ、熊本城に隣接する緑豊かな古城堀端公園にも近接した閑静な地域に位置する等、住環境も良好です。
【写真:マリモ地方創生リート投資法人プレスリリースより】
建物については、竣工後間もない13階建のレジデンスである。設備はカラーモニター付ハンズフリーインターホン・宅配ボックスに加え、室内には追焚機能付オートバス、浴室換気暖房乾燥機・シャワートイレ等が装備されており、周辺の賃貸マンションと比較しても高い設備水準を備えています。外部空間においても、周辺に高層の建物が少ないことから、日照・通風の状態は良好であり中高層階は眺望にも優れる。
取得の理由は、ポートォリオの拡充を図ることを目的とし、ポートフォリオの構築方針や不動産マーケットの動向、個別物件の特性等を総合的に勘案しての取得ということですが、スポンサーのマリモが開発したレジデンスを是が非でも取得したいというのが、本音だと思います。熊本は忘れたころに地震が起こるエリアなのでなんでピンポイントで熊本県のレジデンスなのかというのが若干疑問ですが、物件も小ぶりなので投資法人に与える影響は少なさそうです。マリモ地方創生リート投資法人にとっては企業の多様な働き方が進むことで関東圏の家庭が地方にどんどん移住しているという絵を描きたいんでしょうが、今の状況では難しいと思います。もっとピンポイントに人口流入が増えている町を特定しそのエリアの物件に集中して取得するとかもっと分かりやすくアプローチした方が良いかと思います。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。