2022年6月27日にユナイテッド・アーバン投資法人が東京都八王子市にある商業施設を取得すると発表しました。
取得物件の概要
②取得予定価格:1,500百万円
③鑑定評価額:1,570百万円(2022年6月時点)
④売買契約締結日:2022年6月27日
⑤取得日:2022年6月30日
⑥取得先:みずほ丸紅リース㈱
⑦取得資金:借入金及び自己資金
⑧決済方法:引渡時一括
⑨立地:東京都西部で宅地開発が続いている八王子市の八王子ニュータウン内に所在しています。最寄り駅のJR横浜線「八王子みなみ野」駅から徒歩9分、現在整備中の八王子南バイパス沿いの角地にあり、視認性の高さが特徴。当該バイパス開通によりアクセス利便性向上、商圏拡大が期待されるとのこと。
また、八王子みなみ野シティは八王子市南部地域の生活拠点です。2021年の人口は 4.7万人であり2016年比で3.1%増加しています。加えて、「八王子みなみ野」駅から JR横浜線で6分の「橋本」駅ではリニア中央新幹線「(仮称)神奈川県」駅の開業に向けて開発が行われており、当該エリアの交通利便性向上によるさらなる人口増加、ひいては商圏人口増加が見込まれるとのこと。
【写真:ユナイテッド・アーバン投資法人プレスリリースより】
テナントはガリバー(中古車販売業)を展開する㈱IDOMです。㈱IDOMは、全国規模で中古車買取・販売店を展開している業界大手企業です。株式会社 IDOM は八王子みなみ野シティ周辺エリアでガリバーを3店舗展開していますが、そのうちのガリバー八王子みなみ野店はガリバーの旗艦店として位置付けられており、展示台数は当該エリアにおいて最大規模です。テナントの競争力を発揮しやすい立地優位性及び建物特性から、中長期的な安定運用が期待できるとしています。
うーんとね。ガリバーがもし撤退してしまったらこの物件埋められますか?。どうしても東京23区内ではなく八王子のこの物件を買わなくてはいけませんか?。あなたは、府中ビル(東京都府中市)のリーシングに苦戦し減損損失を計上してしまったことでお馴染みのユナイテッド・アーバン投資法人ですよ。オフィスビルは無理でも商業施設なら大丈夫と思った根拠は何なのだろう。過信しすぎではなかろうか。郊外の車通りの良い中古車屋に魅力を感じたのでしょうが安易な感じがします。
八王子や府中のような言い方は悪いですがマイナーエリアを得意としているのは、泥水の中を喜んで泳ぐトーセイ・リート投資法人でもない限り手を出すべきではないと思います。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。